お知らせ

平成29年11月30日

大絵馬 完成

橿原神宮では、11 月 30 日(木)外拝殿にて、翌年の干支を描いた大絵馬の掛替が行われました。平成 30 年(2018 年)は戌年。絵馬の原画は引き続き、日本画家の藤本静宏(ふじもと しずひろ)氏に手掛けていただいております。 高さ 4.5 メートル/幅 5.4 メートルで、畳14枚分、実際に授与する絵馬の約1600倍相当の大絵馬。昭和35年(1960年)に皇太子殿下のご生誕を祝って制作されて以来、今回で 59 回目を迎えます。

戌歳の絵馬に寄せて(藤本 静宏氏)
『夫婦の犬を描きました。仲むつまじく、一世代を支えてゆく雌雄の犬に幸多からん事を旭日に託して表してみました。皆様にとって平和な一年であります様に。』

早くも新年の足音が聞こえる季節が橿原神宮にやって参りました。
御参拝の皆様には、一足早く新しい年の訪れを感じていただければ幸いでございます。

平成29年10月22日

【11月】文華殿 秋の特別公開・宝物館特別展の御案内

重要文化財 文華殿の秋季特別公開並びに夜間特別正式参拝と文華殿 饗膳、宝物館特別展についての御案内をWEBサイトで公開中です。詳しくは下記より御覧ください。

【日中】橿原神宮 秋季特別公開 重要文化財 文華殿/宝物館特別展
  11月20日(月)~26日(日) 【夜間】橿原神宮 秋季特別公開 夜間特別正式参拝と文華殿 饗膳
  11月4日(土)、11日(土)《御予約受付け中》

平成29年09月04日

【10/1講演会のご案内】『神武天皇御東遷と橿原宮御即位について』

橿原神宮では、10月1日(日)に皇學館大学名誉教授であり考古学・古代史学者の岡田登(おかだ のぼる)氏を招き、特別講演『神武天皇御東遷と橿原宮御即位について』を開催致します。 岡田先生 mini_リサイズ_トリミング いまなお、各地で語り継がれる口伝と伝承を丹念に紐解きながら、神武天皇御東遷の聖蹟を訪ね、その風土に耳を傾け続けた考古学・古代史学者が語る神武天皇論。「戦後の歴史学界では、『日本書紀』や『古事記』の記述は編纂者の造作で信用できないという前提ができ、神功皇后以前の14代の天皇は実在しないと考えるのが通説となったが、そうした学界に遠慮するのではなく、反論できる力をもたなくてはならない。

神武天皇御東遷の道を実際に歩くなどして考察を深めた研究を振り返り、考古学や文献資料だけではなく、歴史の舞台に立ってその時代の有りようを知ることで、本当の意味での歴史学が成立する」と語る岡田登氏が戦後の歴史学界に一石を投じる最新の考古学・古代史研究により講演します。皆様お誘い合わせの上、是非ご来場下さい。

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【日時】平成29年10月1日(日) 14:00~16:00(開場13:30)
【場所】橿原神宮会館(橿原神宮境内)
【料金】聴講料無料(テキスト代300円)※予約不要
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平成29年08月12日

小さな秋の足音(第8回嵯峨御流いけばな紹介)

立秋が過ぎ、日差しや肌に感じる暑さも秋の気配がしてきました。

今回の境将甫氏のいけばなは、ピンク色のユリがふんだんに使われた優しい印象を受ける作品となっております。 様式は「飾盛体(しょくせいたい)」、花材は「ユリ・グラジオラス・パンパスグラス」の三種です。

ユリを円を描くように生け、残りの二種の花は線として捉え、球体の花器との全体が一つとなるように花をデザインして生ける事を重要とする様式です。

〈写真 左上:グラジオラス/左下:パンパスグラス/右:ユリ〉

パンパスグラスの光沢のある羽毛のような柔らかい花穂(かすい)が、陽だまりによってピンク色のユリとグラジオラスを引き立たせ、秋の訪れを知らせてくれる作風となっております。

(嵯峨御流 境将甫氏WEBサイト:蓮林

平成29年08月08日

第68回 林間学園の風景【最終日のご報告】

先日5日(土)で林間学園が無事終了致しました。初日は急遽警報の為に休園となってしまいましたが、その後はお天気も晴れ間が続き、無事に各教室で授業を行う事が出来ました。こちらでは最終日の模様を少しではありますがお伝え致します。

【最終日/科学教室】葉の葉脈を浮き出させる実験。薄い葉を破らない様、力加減を考えながら、真剣な表情で取り組んでいました。

【歴史教室】普段は入ることが出来ない施設を特別に見学いただきました。写真は天理・柳本町にあった藩邸の一部を移築した建物である、重要文化財 文華殿。移築前は小学校に使われていました。

【図工教室】期間中に製作した作品を一同に展示。紙粘土でそれぞれ顔を作り 上げ、着色を施し、限られた時間の中で皆思うままに自分の作品を作り上げました。

【図工教室】暑い中取り組んだ版画や境内で描いた風景画の数々も展示。

【音楽教室】閉園式で4日間の練習の成果を歌と合奏で披露してくださった音楽教室の皆さん。

【橿原神宮子供会】日本の神話を分かり易く、楽しく伝える為、若手神職や巫女による、毎年恒例の紙芝居が閉園式後行われました。

今年は昨年に比べ80名程多い皆さんに御参加をいただきました事、誠にありがとうございました。来年も皆さんに御参加いただけるようであれば幸に思います。

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