お知らせ

令和7年12月23日

「神御衣御料奉納奉告祭」斎行の御報告

 

12月23日(火)午前11時より、「神御衣御料奉納奉告祭かんみそごりょうほうのうほうこくさい」が斎行されました。

祭典では、愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸「三河赤引糸みかわあかひきのいと」350匁(1.3㎏)が御神前へお供えされました。

「神御衣」は神様の衣をあらわし、「赤引糸」は清浄な絹糸を意味します。

神宮神衣御料所は「お糸神社」とも言われており、繰糸女くりとめと呼ばれる女性が足踏み式の繰り糸機を使い、繭から生糸を紡ぐ神事が行われています。

三河赤引糸は伊勢の神宮をはじめ、明治神宮などへも奉納されており、

橿原神宮へは、大正13年より奉納があり今回で80回目を迎えます。

令和7年12月18日

【12/22(月)より】宝物館休館のお知らせ

展示替えの為1222日(月)~1231日(水)の間、宝物館を休館致します。
皆様には御迷惑おかけいたしますが、何卒御理解賜りますようお願い申し上げます。

尚、令和811日(木)より特別展「橿原神宮と人々の祈り」を開催いたします。

 

令和7年12月11日

宝物館特別展「橿原神宮と人々の祈り」開催の御案内

今から2680余年以前、神武天皇は畝傍山うねびやま麓「橿原宮かしはらのみや」で即位し第一代天皇として日本を建国されました。

『日本書紀』天武天皇てんむてんのう元年(672)七月の条には、「神日本磐余彦天皇之陵かむやまといわれびこのすめらみことのみささぎ」に天武天皇が使者を遣わしまつはいせしめられたことが記されていますが、以後時代とともに祭祀も行われなくなり廃れてしまいました。

その後、幕末に孝明天皇は諸外国からの開国要求に国の行く先を案じ、神武天皇に平和の祈りを捧げる為、御陵を修補し現在の地に治定じじょう(陵墓の位置を調査し決定すること)なされました。

また、『明治天皇紀』には、明治10年(1877)に明治天皇が天皇として初めて御陵を参拝し親祭しんさいが執り行われ、神武天皇建国の精神に基づき政治を執り行うことを思い続けて来たと記されています。

この様な時代背景の中、橿原宮址かしはらのみやあとを調査し顕彰けんしょうする機運が高まり、民間からの宮址碑きゅうしひ建立こんりゅうや橿原神社創建の請願が相次ぎました。

この人々の思いを受け、明治政府は神社創建を認可し京都御所の内侍所ないしどころ賢所かしこどころ)と神嘉殿しんかでんの2棟が社殿として下賜かしされ、明治23年(1890)に橿原神宮が創建されました。
以来、橿原神宮は全国から寄せられる御崇敬の思いにより護持ごじされています。

本展では、創建からの「橿原神宮史」や神武天皇に所縁の深い「布都御魂ふつのみたま」を模造した刀剣(延壽太郞國俊が鍛造)、「神武天皇御東遷画 高倉下神剣献上図たかくらじしんけんけんじょうず」等の宝物や紀元2600年宮域きゅういき拡張整備の際に使用された道具の他、関連史料と共に橿原神宮と人々の祈りについて紹介します。

橿原神宮と人々の祈り

開催
期間

令和8年1月1日(木・祝)~7月12日(日)

開館
時間

平日
土日祝日

1/1~1/3
1/4~1/5
1/6~1/7

10:00~15:00
9:00~16:00

8:30~18:30
9:00~16:30
9:00~16:00

入館料

700円(Café橿乃杜 割引券付き)

企画
展示
皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川 怜
皇學館大学 博物館学芸員課程 学生有志
協力

皇學館大学文学部
神道学科・国史学科

 

【イベント情報】
ギャラリートーク  日 時:日程調整中
          会 場:橿原神宮宝物館
          申込み:不要(入館券必要)/記念品贈呈


参拝と関連講座   日 時:日程調整中
          内 容:内拝殿での参拝の後、展示担当者による講座、
              展示見学会を行います。

令和7年12月11日

年末年始諸祭典・行事の御案内

令和7年12月28日(日)から令和8年1月7日(水)までの各祭典・行事を御案内いたします。


煤払神事すすはらいしんじ
御本殿以下、それぞれの御社殿の半年の間に積もった煤を取り払い、新たな心で新しい年を迎える為の大切な神事です。
〈日程〉 12月28日(日)午前10時 斎行


歳末大祓さいまつおおはらえ  当日参列可能 
大祓は、知らず知らずのうちに身についた罪や穢れなど、一切の災いを祓い清浄な本来の姿を取り戻す神事で、半年に一度全国の神社で執り行われます。
当日ご参列の皆様には、神職・巫女らとともに大祓詞を奏していただき、清らかな心身で新たな年を迎えていただければと存じます。
〈日程〉 12月31日(水)午後3時 斎行
〈場所〉 斎館前さいかんまえ(雨天時は神宮会館)
〈参列〉 表参道受付テントまでお越しください。(雨天時は神宮会館)


除夜祭じょやさい
国家・国民の平安と安泰を願い、更には世界の平和をお守りいただいてきたことへの感謝と、新しい年を迎えるにあたっての御加護を祈る祭典です。
〈日程〉 12月31日(水)午後5時 斎行
〈場所〉 内拝殿ないはいでん


初太鼓はつだいこ  見学自由 
神武天皇が即位された年を元年とする「紀元きげん」に因んだ数の太鼓を打ち鳴らし新年の訪れを告げます。
例年、正月三ヶ日の参拝者数が100万人を越える初詣が、この太鼓の音を機に始まります。
〈日程〉 1月1日(木)午前0時 斎行
〈場所〉 神楽殿かぐらでん


歳旦祭並延寿祭さいたんさいならびにえんじゅさい  当日参列可能 
「歳旦祭」は年が明けて初めての祭典にあたり、皇室の弥栄と国の隆昌、五穀豊穣を御祈願申し上げ、併せて橿原神宮の御神徳である開運招福・健康延寿を御祈願申し上げる「延寿祭」を斎行いたします。
祭典終了後には、紀元年数に因んだ2686膳の「延寿箸」を授与いたします。

〈日程〉 1月1日(木)午前6時 斎行
〈場所〉 内拝殿
〈参列〉 「内拝殿特別参拝受付所」にてお声がけください。


◆開運招福 健康延寿 新春初神楽祈祷しんしゅんはつかぐらきとう  当日申込可能 
旧年の御加護に感謝するとともに、新しい年の皇室の弥栄、国家の安泰、そして世界平和を祈願し、神楽舞を奉奏いたします。
併せて、開運招福と健康延寿、家内安全、事業繁栄など、御崇敬の皆様の篤志を御祈願申し上げます。

〈日時〉 1月1日(木)~7日(水)午前9時~日没まで
〈場所〉 新春初神楽祈祷受付
〈祈祷料〉御一家(一会社)8,000円以上


◆長山稲荷社 歳旦祭  当日参列可能 
商売繁盛祈願で多くの企業が祈願を行う橿原神宮末社 長山稲荷社にて、年頭の平安を祈り、国民の繁栄と農作物の豊作を祈願する祭典を斎行いたします。
〈日程〉 1月2日(金)午前10時 斎行
〈場所〉 長山稲荷社
〈参列〉 「長山稲荷社」にてお声がけください。


元始祭げんしさい
宮中三殿で天皇陛下自ら皇位の元始を祝い、国家国民の繁栄を祈る祭典。
「日本のはじまりの地」橿原神宮においても祭典が執り行われます。

〈日程〉 1月3日(土)午前10時 斎行
〈場所〉 内拝殿


◆橿原神宮席上揮毫せきじょうきごう 書き初め大会  当日受付 
2枚の半紙に日頃の練習成果を発揮し、力いっぱい書き上げた作品を提出します。
〈日程〉 
奈良地区大会:1月5日(月)受付 8時30分~11時
大阪地区大会:1月6日(火)受付 10時~10時30分/12時30分~13時
〈受付〉外拝殿前げはいでんまえ


◆昭和天皇祭遥拝ようはい
昭和天皇の崩御ほうぎょ当日に、宮中皇霊殿こうれいでんと武蔵野御陵で祭典が斎行されるに伴い、「日本のはじまりの地」橿原神宮においても遙拝が執り行われます。
〈日程〉 1月7日(水)午前10時 斎行
〈場所〉 祓所はらえど

令和7年12月09日

令和8年初詣 御朱印対応について

令和8年1月1日(木)から7日(水)までの御朱印対応について、以下の通り御案内致します。


◆橿原神宮(通常版)
 神門内の御朱印所にて授与
 初穂料: 500円


◆橿原神宮(限定版)
 1月1日から7日まで限定、神門内の御朱印所にて授与
 初穂料: 500円


◆長山稲荷社
 1月1日から7日まで、長山稲荷社の授与所にて授与
 8日以降は、通常通り祈祷殿にて授与
 初穂料: 500円

◆特別御朱印(金鵄きんし
 宝物館特別展「橿原神宮と人々の祈り」の開催期間限定の書置御朱印
 神門内の御朱印所にて授与
 ※書置での対応となります。
 初穂料: 1,000円

橿紋かしもん朱印帳(新春限定版)
 橿原神宮では、季節ごとに色合いを変えた御朱印帳を頒布
 令和8年1月1日(木)より頒布を行う本限定版は、真っ白な表紙に「橿紋」の金箔押しがあしらわれた、新しい年にふさわしい一冊
 初穂料:1,500円(ビニールカバー付)
※御朱印には別途500円が必要です。
※数量に限りがございますので、あらかじめ御了承ください。

御自身の御朱印帳をお持ちの方は御持参下さい。(書き置きでの対応も行っております。)