お知らせ

令和7年11月03日

「明治祭併石州流献茶祭」斎行の御報告

113日(月)午前10時より、「明治祭併石州流献茶祭」が斎行されました。

「明治祭」は、明治天皇の御誕生の日にあたる113日に、日本を近代国家へと導かれた明治天皇の御大業を称え、文化・産業の発展と国家の安泰と世界平和を祈念する祭典です。

 

 

祭典は石州流関係者の参列のもと執り行われ、斎主の祝詞奏上に続いて、十七代茶道石州流宗家家元 片桐貞明宗匠の奉仕により御祭神二座分のお茶が点じられました。
お茶は神職により御神前へ供えられ、厳粛裡に祭典は斎了しました。

また、石州流献茶祭にあわせ、境内では拝服席が設けられ秋晴のなか多くの方が風雅な一時を過ごされていました。

石州流宗家

四代将軍徳川家綱公の茶道指南役に推挙された片桐石見守石州を流祖とし、以来、将軍家をはじめ、武家社会の茶の湯として定着。武士の心得と茶の湯の心得を抱合した格調高い武家茶道として現代に継承されています。

令和7年11月03日

宝物館企画展「神々に捧げる歌舞」開催の御案内

『古事記』『日本書紀』には、「天の岩戸神話」をはじめ多様な歌舞が登場します。

神々に祈り、願い、そして神々を楽しませるため捧げられる歌舞は、現在も宮中や全国の神社で受け継がれ、橿原神宮においても毎月の月次祭つきなみさいをはじめ、年間60以上執り行われる恒例祭典にて、歌舞が奉奏されます。

本展示では歌舞に用いられる装束類や、その歴史的背景を示す関連資料を展示することで、歌舞に内包される「祈り」について紹介します。
また、橿原神宮に奉納された刀剣などの「モノ」や芸能などの「技」から神々への「祈り」の形を垣間見ていきます。

 

神々かみがみささげる歌舞うたまい

開催
期間

令和7年11月1日(土)~ 12月21日(日)

開館
時間

平日
土日祝日

10:00~15:00
9:00~16:00

入館料

500円(Café橿乃杜 割引券付き)
小学生以下無料

企画
展示
皇學館大学博物館実習bクラス

指導
教員

皇學館大学 文学部
神道学科 准教授 高野 裕基
国史学科 准教授 長谷川 怜

 

【イベント情報】
ギャラリートーク
日 時:11月30日(日)
            11:00~/13:30~

    12月14日(日)
            11:00~/15:00~
    ※各回、同一内容

会 場:橿原神宮宝物館
申込み:不要(入館券必要)

令和7年10月29日

【11月1日】周辺道路交通規制実施のお知らせ

11月1日(土)奈良県高等学校駅伝大会実施に伴い、橿原神宮周辺道路の交通規制が行われます。
お車で御来宮の皆様におかれましては、一方通行となりますので警察等の指示に従いお越し下さい。

日時   令和7年11月1日(土)
     午前1015分~3時間程度
規制道路 県道125

令和7年10月26日

「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」斎行の御報告

1025日(土)午後130分より、境内若桜友苑の瑞鶴之碑前で「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」が斎行されました。

当日は瑞鶴の生存乗組員をはじめ、遺族や関係者など約150名に御参列を賜りました。

祭典では、斎主による祭詞奏上に続き、平和を願い神楽「浦安の舞」を奉奏、船が沈没した午後214分にあわせ、祭典奉仕者・参列者ともに英霊に黙祷し、尊い生命をかけて祖国のために殉じられた英霊に、慰霊の誠を捧げました。

続いて海戦生存者の語る総員退艦時の様子が肉声テープにより流されました。

その後、シンガーソングライターNISHIOKA氏による献歌「不滅の絆」、元自衛官の吉村芳永氏によるトランペット演奏「國のしずめ」「ラバウル海軍航空隊」「われは海の子」が奉納されました。

当神宮では、今後も慰霊祭を護持運営するとともに、今も世界各地で発生している紛争の一日でも早い解決を祈念して参ります。

 

軍艦瑞鶴

真珠湾攻撃を皮切りにマリアナ沖海戦やレイテ沖海戦に出撃するなど帝国海軍の主力航空母艦として活躍。昭和191025日に連合軍との戦闘の末、午後214分フィリピン沖で沈没

浦安の舞

「浦安の舞」は神武天皇が橿原宮に即位されてから2600年となった昭和15年、昭和天皇の御製に、宮内省楽部に奉職していたおおの 忠朝ただとも氏により作曲・作舞された神楽。平和への願いが込められており、広く全国の神社で舞われている。

昭和天皇御製「朝海あしたのうみ
天地あめつちのの 神にぞいのる 朝なぎの
 海のごとくに 波たたぬ世を

令和7年10月24日

『御腹帯』授与の御報告

令和7年1016日(木)よりお祓い済ワコール製『御腹帯』をお頒ち致しております。

わが国では、妊娠から7歳までの間、母子の無事と子どもの健やか成長を祈り、様々な儀礼が行われます。

その中の一つに「着帯の祝い」があります。

「着帯の祝い」は「帯祝い」とも呼ばれ、妊娠5ヶ月目の「戌の日」に腹帯を巻き安産を願うお祝いです。

戌の日を選ぶのは、多産でお産が軽い犬にあやかったもので、この日に合わせて「安産祈祷」を行い、無事な出産を祈願される方も多くおられます。※1

「安産祈祷」をお受けになられる際には、あわせて『御腹帯』をお受け下さい。※2

戌の日カレンダー・安産祈祷はこちら

『御腹帯』
【初穂料】5,000円(お祓い済)
【サイズ】マタニティM-L ワンサイズ
【期 間】令和7年1016日(木)~
【場 所】参集所(御祈祷所)にて頒布致します。

1  戌の日にこだわらず、ご自身の体調や周囲の方のご都合に合わせてお参りください。※2      持参された腹帯のお祓いも致しております。