お知らせ

令和5年09月19日

「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」斎行の御案内

 1025日(水)午後130分より、橿原神宮内 若桜友苑にて「軍艦瑞鶴(ぐんかんずいかく)戦没者並びに物故者慰霊祭」を斎行致します。

 「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」は、大東亜戦争(太平洋戦争)末期、昭和191025日に連合軍との戦闘の末、フィリピン沖で殉職した「軍艦瑞鶴」の乗組員をはじめ、駆逐艦 初月・秋月・若月の乗組員並びに第601海軍航空隊 瑞鶴派遣隊と共に、我が国の平和の為に殉職された先人達を偲び、平和を願う祭典です。

 祭典内では、斎主の祭詞奏上に続き、巫女による神楽「浦安の舞」を奉奏、瑞鶴沈没に至る当時の様子を回想した実際の乗組員の声が音源にて披露されます。
その後、「軍艦瑞鶴」が沈没した午後214分にあわせ、参列者が黙祷を捧げ、平和を祈念致します。

 昨今、国際情勢は極めて厳しい状況が続いております。皆様方には、ひとりでも多く御参列いただき、尊い生命をかけて祖国のために殉じられた英霊に、慰霊の誠を捧げていただきたく存じます。

【日 時】  1025日(水)午後130分より
【場 所】  橿原神宮内 若桜友苑
【参 列】  どなたでも参列いただけます。
【お問合せ】 橿原神宮奉賛部迄
       0744ー22ー3271(代表)

 

 

令和5年09月14日

宝物館特別展「橿原神宮の奉納刀」開催について(予告)

 令和5年正月より宝物館で開催致しました特別展「橿原神宮の奉納刀」では奉納された数々の刀剣の中から中世~幕末・近代に至る様々な時代の刀剣を関連史料と共に展示し、歴史的な出来事との関係について解説致しました。

 今回の展示は、前期・後期の2部構成とし、前期展では令和5年の特別展に出品しなかった刀剣を中心に展観し、後期展では前回の展示品も含めた多くの奉納刀を一堂に集めて展観致します。

 橿原神宮所蔵の様々な刀剣を御覧いただく初めての機会ですので、是非お楽しみください。

橿原神宮の奉納刀

開催
期間

前期
後期
令和5年11月3日(金・祝)~12月24日(日)
令和6年1月1日(月・祝)~5月12日(日)
※令和5年12月25日(月)~12月31日(日)は
 展示替えのため休館
開館
時間

平日
土日祝日


10:00~15:00
9:00~16:00
※お正月期間は異なります。
 詳細は改めて告知致します。

入館料 700円(Café橿乃杜 割引券付き)
企画
展示
皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川怜
皇學館大学 博物館学芸員課程 学生有志
協力
監修
河内 國平
宮崎 政久
関山 和進
ちらいむ
協力 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会
株式会社ホビージャパン 刀剣画報編集部
公益社団法人 現代奈良協会 『月刊奈良』編集部

 

【掲載誌情報】
橿原神宮の刀に関する特集記事をお読みいただけます。

刀剣画報 2023年10月6日発売号      発売:株式会社ホビージャパン
月刊奈良 11月号(令和5年11月1日発売) 発売:公益社団法人 現代奈良協会

【イベント情報】
刀に関するイベントを予定しております。
情報発表をお待ち下さい。

令和5年09月09日

「献燈祭」斎行の御報告

 99日(土)午前5時より「献燈祭」を斎行いたしました。

 「献燈祭」は、橿原神宮へ燈篭を奉納された皆様をお招きし、御祭神の広大無辺の御神恩に感謝申し上げるとともに、御参列の皆様の弥栄と家運隆昌を祈願する祭典です。

 祭典は燈篭の明かりが灯されるなか斎行され、巫女による神楽「扇舞」奉奏の後、御参列の皆様に玉串を奉り拝礼いただきました。

 当日は夕刻より1,000基を超える境内の全ての燈篭に明かりが灯され、社殿や参道は荘厳かつ幽玄な雰囲気に包まれました。

令和5年09月07日

(重文)旧織田屋形大書院及び玄関「文華殿」据直し工事安全祈願祭を斎行

 9月4日(月)午後1時より重要文化財 旧織田屋形大書院及び玄関「文華殿」の据直し工事(ジャッキダウン)に先立ち、「工事安全祈願祭」を斎行いたしました。

 神楽殿にて斎行された祈願祭では、奈良県文化財保存事務所 橿原神宮出張所所長をはじめ、関係者に参列をいただき911日より行う工事の無事と、関係者の安全を祈念申し上げました。
 その後、引き続き現地にてお祓いをいたしました。

 

   重要文化財 旧織田屋形大書院及び玄関「文華殿」建造物保存修理事業について

 当神宮では、令和2年度より6カ年の継続事業として「重要文化財 旧織田屋形大書院及び玄関(文華殿)建造物保存修理事業」を行っております。

 昨年12月に、工事の中でも重要な工程となる、建物をジャッキアップする「揚屋工事」を行いました。本年7月よりは、基礎工事のために持ち上げていた建物を所定の位置に下ろす据直し工事(ジャッキダウン)の為の準備作業を行っており、911日より本格的な工事が始まります。

 

保存修理事業、これまでの行程に関してはこちらを御覧下さい。
重要文化財「文華殿」保存修理事業について

なお、一連の据直し工事(ジャッキダウン)の完了は10月中頃を予定しております。

 

令和5年09月03日

宝物館企画展「『海道東征』と紀元二千六百年」

 

橿原神宮宝物館では、92日(土)より109日(月)まで企画展「『海道東征』と紀元二千六百年」を開催しております。

『海道東征』は北原白秋 作詩、信時潔 作曲による交声曲(カンタータ)で、昭和15年(1940)に紀元2600年を祝賀する奉祝曲として作られました。
曲中では、九州を発した神武天皇が近畿へ向かう様子が描かれています。

今回の企画展では、橿原神宮所蔵の『海道東征』SPレコード・蓄音機を展示し、実際に蓄音機にて再生された楽曲を宝物館にてお聞きいただけます。
また、橿原神宮所蔵の貴重な紀元2600年当時の史料もあわせて展示し、この曲が作曲された時代背景を御紹介いたします。

「日本のはじまり」の地で、紀元2600年奉祝当時の雰囲気を感じていただければ幸いです。

紀元二千六百年
昭和15年(1940)は神武天皇の即位から二六〇〇年にあたり、皇居外苑整備・橿原神宮の宮域拡張と外苑整備・神武天皇陵参道整備・宮崎神宮の宮域拡張をはじめ、体育大会や美術展の開催など大規模な奉祝事業が全国規模で行われました。
尚、令和22年には紀元二七〇〇年を迎えます。
紀元二千六百年奉祝紀元節大祭

 

なお、本年1027日(金)には当神宮にて「橿原神宮奉納『海道東征』合唱公演」(産経新聞社・ラジオ大阪主催)が執り行われます。

【公演に関するお問い合わせ】
産経新聞社事業本部 06-6633-9254(平日午前10時~午後5時)

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