お知らせ

令和8年03月09日

「文華殿竣工清祓」斎行の御報告

令和839日(月)午前9時より、「文華殿竣工清祓」を斎行いたしました。

文華殿は昭和42年(1967)に国の重要文化財(登録名称:旧織田屋形大書院おおじょいん及び玄関)に指定された、天保15年(1844)建造の建物です。
元は、柳本やなぎもと藩(現在の天理市柳本)の藩邸として建造され、廃藩置県後は柳本小学校として使用されました。
その後、小学校としての役目を終えた建物は完全復原を条件に橿原神宮へ奉納され、同時に重要文化財に指定されました。

移築から半世紀以上が経ち様々な不具合が生じたため、令和2年より奈良県に委託し半解体保存修理工事を執り行ってまいりました。
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カ年に亘る保存修理工事が此の程無事完工したことを受け、保存修理事業に携わられた皆様の御参列を賜り清祓を執り行いました。

祭典では、神職が大麻おおぬさ切麻きりぬさにより文華殿をお祓いいたしました。

この度竣工した文華殿は、令和8年(2026426日(日)より「橿原神宮特別参拝と文華殿特別公開」を開催し、神職が皆様を御案内いたします。
是非、竣工したばかりの美しい文華殿をご覧ください。

令和8年03月09日

『橿原神宮特別参拝と文華殿特別公開』開催のお知らせ

橿原神宮では、令和2年より奈良県に委託し実施していた文華殿保存修理工事が竣工したことを記念して『橿原神宮特別参拝と文華殿特別公開』を開催いたします。

本公開では、神職が通常お入りいただけない橿原神宮 内拝殿での特別参拝に皆様を御案内し、完工した文華殿(重要文化財 織田家 柳本陣屋御殿やなぎもとじんやごてん旧織田屋形大書院おおじょいん及び玄関〕)をご覧いただけます。

文華殿は、部屋ごとに異なる格付けや江戸城本丸御殿を模したとされる現存する唯一の「上中下段の三段構成」などが特徴です。
また、剥落止めを施した極彩色の丸彫り欄間や、かつて存在し、この度一部復原した上段の間 帳台構えの外廊下をご覧いただけます。


■重要文化財「文華殿」とは

 「文華殿」は、織田信長の弟、織田長益ながます有楽斎うらくさい)の五男・尚長ひさながを藩祖とする柳本やなぎもと藩の陣屋じんや御殿のうち、大書院及び玄関が移築されたものです。
 陣屋御殿は文政13年(1830)に一度焼失し、現在の建物は天保15年(1844)に再建された時のものです。
 明治10年(1877)4月以降は、柳本小学校の校舎として使用されており、小学校校舎の改築計画に伴い撤去されることとなりましたが、昭和39年11月に橿原神宮へ奉納され復原保存が実現しました。その後、修復工事が竣工された昭和42年に重要文化財に指定されました。
 江戸城本丸御殿大広間と数多くの共通点が指摘されており、江戸城の大広間が失われた現在、それを偲ぶことができる唯一の建物となっています。

■期間
令和8年4月26日(日)・29日(水)、
5月1日(金)~5月5日(火)、
5月8日(金)~5月10日(日)

■初穂料
3,000円(高校生以下1,000円)

■案内時間
午前9時~午後3時(午前8時30分より受付開始)

30分毎に神職が御案内致します。
所要時間約70分/各回最大30名
※祭典及び行事等により、御案内できない時間がありますので御注意ください。

【御案内停止時間】

・4月29日(祝・水)
・5月1日(金)
・5月3日(祝・日)
・5月5日(祝・火)
10時01分~12時59分
9時31分~10時59分
9時31分~10時59分
9時31分~10時59分


■行程
① 受付(外拝殿前)
外拝殿前にて受付を行い、神職が御案内いたします。
申込は当日受付ですので、事前申込は不要です。

② 特別参拝(内拝殿)
通常お入りいただけない御神前に最も近い内拝殿で拝礼いただき、橿原神宮の由緒を神職が御説明いたします。
※祭典及び行事等により、参拝場所が変更となる場合がございます。

③ 文華殿見学
完工したばかりの文華殿を神職が御案内いたします。

④ 宝物館見学・解散
御案内は宝物館前までとなります。
受付時にお渡ししているチケットを提示のうえ、御自由に御覧ください。

御参加いただいた方には、文華殿の古材を使用した「特製 樹木布缶バッジ」「カフェ橿乃杜」割引券をお渡しいたします。

■注意事項
・体調が優れない場合での拝観は御遠慮ください。
・乳幼児を伴っての拝観は御遠慮ください。
・車椅子を使用しての文華殿内部の拝観は出来かねます。

令和8年02月23日

「天長祭」斎行の御報告

2月23日(月・祝)午前10時より「天長祭」が斎行されました。

「天長祭」は、天皇陛下の御誕生を祝い、陛下の御長寿と皇室の弥栄、国家の安泰を祈念する祭典です。
戦前、天皇誕生日は“天長節てんちょうせつ”と呼ばれ、新年・紀元節(211日)・明治節(113日)とあわせて、四大節しだいせつとされていました。
“天長”は天長地久に由来し、天地の様にいつまでも続いて絶えることがないたとえに用いられ、天長節に対して皇后陛下のお誕生日は地久節ちきゅうせつと呼ばれます。

祭典では、祝詞のりと奏上に続き神楽「扇舞」が奉奏され、皇室の弥栄、国家の安泰を祈念致しました。

 

令和8年02月17日

「祈年祭」斎行の御報告

2月17日(火)午前10時より「祈年祭」が斎行されました。

祈年祭きねんさい」は、“としごいのまつり”とも呼ばれ、「とし」は穀物、特にお米のみのりを意味し、春の耕作始めにあたり五穀の豊かな稔りを祈念する祭典です。
宮中および全国の神社で執り行われ、我が国のお祭の中で最も重要な祭儀の一つとして大祭式にて斎行されます。

 

祭典では、祝詞のりと奏上に続き「扇舞」が奉奏され、五穀豊穣と、国家の安泰を祈念致しました。

当神宮では祈年祭の他、211日の例祭「紀元祭」と11月23日の「新嘗祭」の三つの祭典が大祭式にて斎行されます。
祈年祭が五穀豊穣を祈るお祭りであることに対し、新嘗祭は収穫に感謝するお祭りにあたります。    

大 祭たいさい

祭典は、大祭・中祭・小祭・諸祭に分けられます。
大祭には祈年祭、新嘗にいなめ祭、例祭(年に一度、御祭神や神社に縁の深い日に斎行される祭典)が、中祭は歳旦さいたん祭、元始げんし祭、紀元祭(一般的には中祭にあたります)、昭和祭、神嘗奉祝かんなめほうしゅく祭、明治祭、天長祭など皇室と関わりの深いお祭りが区分されています。
祈年祭、新嘗祭と五穀、特にお米にかかわる祭典が大祭に区分されていることからも神道にとっていかに稲作が重要か伺い知れます。

令和8年02月11日

「紀元祭」斎行の御報告

2月11日(水・祝)午前11時より「紀元祭きげんさい」を天皇陛下の御名代である勅使ちょくし参向を仰ぎ、厳粛に斎行申し上げました。

「紀元祭」は、当神宮の例祭れいさいであり、1年で執り行われる祭典のうち、最も重要なお祭りです。
また、紀元祭は「勅祭ちょくさい」にあたり、勅使が参向し天皇陛下からのお供え(幣帛へいはく)が御神前に供えられます。
「勅祭」が執り行われる神社は、全国でも、伊勢の神宮を含めわずか17社しかありません。(神宮及び勅祭社16社)

纏まった雨が降り足元の悪い中ではありましたが全国より御崇敬の皆様、約3,500名の御参列を賜り斎行出来ましたことたいへん有難く厚く御礼申し上げます。

 

勅祭ちょくさい

古来より朝廷の崇敬が極めて厚い神社に天皇陛下よりの御幣物ごへいもつを奉り、御祭文ごさいもんを奏上する方を勅使とよび、その勅使を迎えて執り行う祭儀を勅祭といいます。

【勅祭社16社】
賀茂別雷神社(京都府)賀茂御祖神社(京都府)石清水八幡宮(京都府)春日大社(奈良県)
氷川神社(埼玉県)香取神宮(千葉県)鹿島神宮(茨城県)熱田神宮(愛知県)
出雲大社(島根県)宇佐神宮(大分県)香椎宮(福岡県)橿原神宮(奈良県)
平安神宮(京都府)明治神宮(東京都)近江神宮(滋賀県)靖國神社(東京都)