お知らせ
令和6年09月18日
奈良まほろば館(東京都港区)講演会「鉄道で巡る〈聖地〉―橿原と伊勢」の御案内
10月20日(日)、奈良の魅力を発信する拠点である「奈良まほろば館(東京都港区新橋)」にて出張講演会を開催致します。
講演会では、橿原神宮の創建と神武天皇陵との関係、橿原神宮周辺の整備の歴史、橿原神宮前駅を中心とした鉄道路線の拡大、江戸時代までの伊勢街道と近代以降の鉄道建設、伊勢と橿原を結ぶ聖地巡りブームの到来、などを神宮所蔵の史料と観光案内や絵葉書を用いながら解説します。
また、橿原神宮宝物館にて開催中の企画展「描かれた神武天皇」や、令和7年正月より開催予定の特別展についても解説致しますので、ぜひこの機会に御聴講下さい。
〈鉄道で巡る〈聖地〉―橿原と伊勢〉
【日 時】令和6年10月20日(日)
第1部 11:00~12:30
第2部 14:00~15:30
第3部 17:00~18:30 ※各部同一内容です。
【会 場】奈良まほろば館(東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル2F)
【出 演】皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川 怜
橿原神宮 権禰宜 髙鉾 義嗣
【参加費】無料
【申 込】申し込みはこちら
※当日のお申し込みも可能です
【お問い合わせ】
奈良まほろば館 情報発信課 10時15分~19時
電話:03-5568-7081
令和6年07月02日
宝物館企画展「描かれた神武天皇」開催のお知らせ
7月5日(金)より境内宝物館にて企画展「描かれた神武天皇」を開催致します。
橿原神宮の御祭神である神武天皇の御事績は『古事記』や『日本書紀』に叙述されています。
文字で記録された東征の様子は様々な絵画に描かれて、人々の神武天皇への崇敬の念を高めました。
天皇の姿を描いた絵画(御影)の例は中世以降に多く見られるようになりますが、神武天皇の御影が一挙に増加するのは近世以降です。
幕末に神武天皇陵の位置を孝明天皇が治定(陵墓の位置を調査を踏まえて決定すること)し、明治維新後には明治天皇が神武天皇陵を参拝されました。
その後、地域の人々を中心に神武天皇を崇敬する講社が組織され、明治23年(1890)には橿原神宮が創建されました。神武天皇に対する崇敬は国内に広がり、それに伴い様々な図像が流布していきました。
今回の企画展では、橿原神宮所蔵の神武天皇を描いた絵画と立体作品(彫刻等)を初めて一堂に集め展観致します。
御神前での御参拝と合わせ、御祭神のお姿をより身近に感じていただく機会となれば幸いです。
宝物館企画展 「描かれた神武天皇」
【期 間】 令和6年7月5日(金)~11月24日(日)
【時 間】 土・日・祝休日 9時~16時
平日 10時~15時
※臨時休館あり
【入館料】 大人 500円(Café橿乃杜割引券付)
小学生以下 無 料
【場 所】 橿原神宮 宝物館(崇敬会館内)
【協 力】 皇學館大学文学部国史学科
令和6年05月12日
【5/13(月)より】宝物館休館のお知らせ
展示替えの為、5月13日(月)より宝物館を休館致します。
皆様には御迷惑おかけいたしますが、何卒御理解賜りますようお願い申し上げます。
令和5年12月24日
「頭椎大刀 かや織ふきん」授与の御案内
宝物館特別展「橿原神宮の奉納刀」後期展にあわせ、「頭椎大刀 かや織ふきん」を宝物館にて数量限定で頒布致します。
御祭神 神武天皇に縁の深い頭椎大刀(特別展にて公開)のほか、金鵄や橿の葉がデザインされております。
かや織は奈良県の特産品として知られ、奈良時代より前に伝わった「風は通すが蚊は通さない」という蚊帳に使われる目の粗い薄織物です。
この「頭椎大刀 かや織ふきん」は、綿のかや織を5枚重ねで縫い合わせており、使うほどにやわらかくなり、吸水性に優れ丈夫で長く使うことができます。
中川政七商店謹製「頭椎大刀 かや織ふきん」
【初穂料】800円(数量限定の頒布となります。)
【期 間】令和6年1月1日(月・祝)~無くなり次第終了
【場 所】橿原神宮宝物館
宝物館特別展「橿原神宮の奉納刀」についてはこちら
※令和5年12月25日(月)~31日(日)の間、展示替えのため宝物館は休館致します。
令和5年11月02日
図録「橿原神宮の奉納刀剣」頒布の御案内
11月3日(金・祝)より開催の当神宮宝物館 特別展「橿原神宮の奉納刀」にともない、展示刀剣の解説付き図録『橿原神宮の奉納刀剣』を頒布致します。
奉納刀という視点から橿原神宮の歴史を深堀りする他、8振の展示刀剣について詳しい解説を掲載しております。
特別展とあわせて図録もお楽しみ下さい。
解説付き図録『橿原神宮の奉納刀剣』
【編集】 刀剣画報編集部(株式会社ホビージャパン)
【刀剣監修】 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会
河内國平氏(刀匠)・関山和進氏(研師)
【執筆】 宮﨑政久氏(日本刀歴史文化研究家)・長谷川怜氏(皇學館大学 准教授)
【初穂料】 1,650円
【授与場所】 橿原神宮宝物館