お知らせ
令和7年12月18日
【12/22(月)より】宝物館休館のお知らせ
展示替えの為12月22日(月)~12月31日(水)の間、宝物館を休館致します。
皆様には御迷惑おかけいたしますが、何卒御理解賜りますようお願い申し上げます。
尚、令和8年1月1日(木)より特別展「橿原神宮と人々の祈り」を開催いたします。
令和7年12月11日
宝物館特別展「橿原神宮と人々の祈り」開催の御案内

今から2680余年以前、神武天皇は畝傍山麓「橿原宮」で即位し第一代天皇として日本を建国されました。
『日本書紀』天武天皇元年(672)七月の条には、「神日本磐余彦天皇之陵」に天武天皇が使者を遣わし祭り拜せしめられたことが記されていますが、以後時代とともに祭祀も行われなくなり廃れてしまいました。
その後、幕末に孝明天皇は諸外国からの開国要求に国の行く先を案じ、神武天皇に平和の祈りを捧げる為、御陵を修補し現在の地に治定(陵墓の位置を調査し決定すること)なされました。
また、『明治天皇紀』には、明治10年(1877)に明治天皇が天皇として初めて御陵を参拝し親祭が執り行われ、神武天皇建国の精神に基づき政治を執り行うことを思い続けて来たと記されています。
この様な時代背景の中、橿原宮址を調査し顕彰する機運が高まり、民間からの宮址碑の建立や橿原神社創建の請願が相次ぎました。
この人々の思いを受け、明治政府は神社創建を認可し京都御所の内侍所(賢所)と神嘉殿の2棟が社殿として下賜され、明治23年(1890)に橿原神宮が創建されました。
以来、橿原神宮は全国から寄せられる御崇敬の思いにより護持されています。
本展では、創建からの「橿原神宮史」や神武天皇に所縁の深い「布都御魂」を模造した刀剣(延壽太郞國俊が鍛造)、「神武天皇御東遷画 高倉下神剣献上図」等の宝物や紀元2600年宮域拡張整備の際に使用された道具の他、関連史料と共に橿原神宮と人々の祈りについて紹介します。
| 橿原神宮と人々の祈り | ||
|---|---|---|
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開催 |
令和8年1月1日(木・祝)~7月12日(日) |
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| 開館 時間 |
平日 |
10:00~15:00 8:30~18:30 |
| 入館料 |
700円(Café橿乃杜 割引券付き) |
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| 企画 展示 |
皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川 怜 皇學館大学 博物館学芸員課程 学生有志 |
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| 協力 |
皇學館大学文学部 |
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【イベント情報】
ギャラリートーク 日 時:日程調整中
会 場:橿原神宮宝物館
申込み:不要(入館券必要)/記念品贈呈
参拝と関連講座 日 時:日程調整中
内 容:内拝殿での参拝の後、展示担当者による講座、
展示見学会を行います。
令和7年11月03日
宝物館企画展「神々に捧げる歌舞」開催の御案内

『古事記』『日本書紀』には、「天の岩戸神話」をはじめ多様な歌舞が登場します。
神々に祈り、願い、そして神々を楽しませるため捧げられる歌舞は、現在も宮中や全国の神社で受け継がれ、橿原神宮においても毎月の月次祭をはじめ、年間60以上執り行われる恒例祭典にて、歌舞が奉奏されます。
本展示では歌舞に用いられる装束類や、その歴史的背景を示す関連資料を展示することで、歌舞に内包される「祈り」について紹介します。
また、橿原神宮に奉納された刀剣などの「モノ」や芸能などの「技」から神々への「祈り」の形を垣間見ていきます。
| 神々に捧げる歌舞 | ||
|---|---|---|
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開催 |
令和7年11月1日(土)~ 12月21日(日) |
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| 開館 時間 |
平日 |
10:00~15:00 |
| 入館料 |
500円(Café橿乃杜 割引券付き) |
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| 企画 展示 |
皇學館大学博物館実習bクラス | |
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指導 |
皇學館大学 文学部 |
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【イベント情報】
ギャラリートーク
日 時:11月30日(日)
11:00~/13:30~
12月14日(日)
11:00~/15:00~
※各回、同一内容
会 場:橿原神宮宝物館
申込み:不要(入館券必要)
令和7年10月21日
【10/26(日)より】宝物館休館のお知らせ
展示替えの為10月26日(日)~10月31日(金)の間、宝物館を休館致します。
皆様には御迷惑おかけいたしますが、何卒御理解賜りますようお願い申し上げます。
令和7年09月05日
宝物館企画展「神武天皇と平和への願い」開催の御案内

本日ノ空襲ハ従来ニソノ例ヲ見ザル大規模且広範囲ニ亘ルモノヽ如ク御境域上空モ醜翼ト爆音ニ覆ハル。<昭和二〇年 橿原神宮社務日誌>
令和7年は“戦後80年”“昭和100年”を数える年です。
奈良県は、他の都市と比較すると大きな空襲こそありませんでしたが様々な攻撃を受け、戦時下の人々は厳しい状況に置かれました。
前文は昭和20年7月24日に記されたものであり、県下最大とされる被害を出した榛原空襲を受けた日です。
橿原神宮は直接的な被害を受けていませんが、橿原神宮を取り巻く状況は大きく変化していきます。
そのような激動の時代において、人々が願った〝平和〟を橿原神宮に残る記録や奉納品を通してご紹介いたします。

そのほか、大正期~昭和期にかけて正式参拝した政府高官や陸軍軍人・海外の要人らの写真や、紀元2600年関係資料、奈良県知事が神前で奏上した開戦・終戦の御祭文、戦時下の社務日誌、横山大観「正気放光」などを展示いたします。
| 神武天皇と平和への願い | ||
|---|---|---|
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開催 |
令和7年9月6日(土)~ 10月25日(土) |
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| 開館 時間 |
平日 |
10:00~15:00 |
| 入館料 |
500円(Café橿乃杜 割引券付き) |
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| 企画 展示 |
皇學館大学文学部国史学科 准教授 長谷川怜 皇學館大学博物館学芸員課程 学生有志 |
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【「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」斎行】
日 時:10月25日(土)午後1時30分より
場 所:橿原神宮境内 若桜友苑「瑞鶴之碑」前
参 列:どなたでも参列いただけます。
「瑞鶴之碑」維持管理のため、供花料の御奉納をいただければ幸いでございます。
お問合せ先:橿原神宮奉賛部まで
0744-22-3271(代表)
【イベント情報】
ギャラリートーク
日 時:9月21日(日)
11:00~/14:00~
※各回、同一内容
会 場:橿原神宮宝物館
申込み:不要(入館券必要)
