お知らせ
令和6年06月01日
「神武東征 次世代に伝える森へのメッセージ 紀元2700年に向かって」が公演動画公開のお知らせ
令和6年05月27日
「吉野川初鮎奉献祭」斎行の御報告
5月25日(土)午後3時より神楽殿にて「吉野川初鮎奉献祭」を斎行致しました。
『日本書紀』には、御祭神 神武天皇が東征の際、大和国 丹生の川上で戦の勝敗を厳瓮(酒の入った壺)と魚(鮎)を用いて占ったと記されています。
この故事により、橿原神宮には昭和15年より岐阜県・長良川の鵜飼開きで取られた鮎が、御神前に奉献されています。
しかしながら、御祭神に縁の深い吉野の地で取られた鮎の奉納は近年例がありませんでした。
そうした中、このたび川上村漁業協同組合より丹生川上神社上社を通じて6月2日の鮎釣り解禁を前に、成育調査の試し釣りで釣られた鮎を奉納いただく運びとなりました。
祭典では、当日に釣られた鮎18匹が川上村漁業協同組合長より斎主を通じて御神前にお供えされました。
その後、祝詞奏上に続き、神楽「鈴舞」を奉奏し豊漁・釣り人の安全を祈念致しました。
令和6年05月24日
御歌碑とヒメイワダレソウ
神門内では、ヒメイワダレソウが可憐な白い花を咲かせています。
ヒメイワダレソウは、「皇后陛下御歌碑」の建碑にあわせ、外拝殿大絵馬前の御歌碑とさざれ石の下に植えられました。
「皇后陛下御歌碑」には平成28年4月3日の神武天皇二千六百年大祭にあたり、天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が橿原神宮へ御参拝になられた際のお気持ちを、美智子皇后陛下(当時)がお詠みになられた御歌が刻まれています。
-遠つ世の 風ひそかにも聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く-
「ふと遠い歴史の彼方から吹いてくる、ひそやかな風の音を聞くようなお気持ちで、樫の葉のそよぎを聞かれつつ参道をお進みになった情景」をお詠みになったと言われています。
御歌碑に刻まれている文字は、伊勢の神宮の元大宮司であり、現神社本庁統理 鷹司尚武氏により揮毫されました。
ヒメイワダレソウは花期が長く夏頃まで花を咲かせます。
御参拝の際には皇后陛下御歌碑と共に御覧下さい。
令和6年05月21日
「夏越大祓」の御案内
6月30日(日)午後3時より「夏越大祓」を執り行います。
大祓は、日々の生活で知らず知らずのうちに身に付いた罪やけがれを祓う神事で、6月と12月の年2回執り行われ、6月の大祓は「夏越大祓」、12月の大祓は「歳末大祓」と呼ばれています。
古くは平安時代に編纂された書物『延喜式』にもその記述があり、現在も宮中をはじめ全国の神社で執り行われています。
当日は、御参列の皆様と共に大祓詞を唱え、罪けがれを形代に移して身体を清め、次の半年を健康で平穏に過ごすよう願います。
どなたでも自由に御参列いただけますので、皆様には是非とも御参列いただき、清浄な心身で下半期をお過ごし下さい。「夏越大祓」
【日 時】6月30日(日)午後3時
【場 所】橿原神宮 斎館前庭※雨天時は神宮会館(予定)
【参 列】どなたでも自由に参列いただけます
令和6年05月12日
「初鮎奉献祭」斎行の御報告
5月12日(日)11時より神楽殿にて「初鮎奉献祭」を斎行致しました。
「初鮎奉献祭」は、岐阜県・長良川の鵜飼開きで獲られた鮎を御神前に奉献する神事です。
例年鵜飼開きで獲られた鮎は皇室へ献上されており、当神宮への奉納は皇紀2600年にあたる昭和15年より始まり、今年で82回を数えます。
当日は、鵜匠の使者として岐阜県のボーイスカウト役員が初鮎を持参し、漁の安全と豊漁を祈念致しました。
神武天皇と鮎 |
『日本書紀』には、御祭神 神武天皇が東征の際、丹生の川上で戦の勝敗を厳瓮(酒の入った壺)と魚(鮎)を用いて占ったと記されています。 |
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