お知らせ

令和7年10月09日

定期講座「神武天皇建国の道を語る」開催の御案内

 

令和7年は、昭和100年・戦後80年にあたる節目の年となります。
この節目の年に、神武天皇建国の道(歴史)について学ぶ定期講座(全7回程度)を開催いたします。

戦前・戦後を境に日本の歴史観は大きく変化し、我が国最古の歴史物語である『古事記』や、最初の正史として編纂された『日本書紀』について深く学ぶ機会も少なくなりました。
記紀をはじめ歴史的書物を紐解くと、昔の日本人が自国の歴史をどのように捉えていたかをうかがい知ることが出来ます。

本定期講座では、記紀に記述される神武天皇建国の道について、考古学的研究の成果を用いながら皇学館大学 岡田名誉教授にご講話頂きます。


定期講座「神武天皇建国の道を語る」
<神武天皇と河内・生駒ー遺跡調査から見た河内・生駒>
【日 時】令和7年10月19日(日)
     130015:00(12:30受付)
会 場】橿原神宮貴賓館
【講 師】皇學館大学 名誉教授 岡田 登
【参加費】500円
【定 員】40名(先着順)
※空席がある場合、当日のお申し込みも可能です


本講座は全7回程度を予定した定期講座です。
次回以降は令和8年3月ごろにWEBサイトにて告知を予定しています。

※ご参加には、各講座それぞれでお申込みが必要です。
※日時は変更となる場合があります。


【過去の開催】

●令和7年4月6日(日)
〈日向時代の神武天皇-遺跡調査から見た日向〉
※講座終了後、第2回マラニック「魚の道・神武天皇建国の道(三重県大紀町錦~橿原神宮)」参加者と共に正式参拝

●令和7年6月22日(日)
<神武天皇と宇佐・筑紫ー遺跡調査から見た宇佐・筑紫>

●令和7年8月17日(日)
<神武天皇と安芸・吉備ー遺跡調査から見た安芸・吉備>


令和7年10月04日

『御鏡守』授与の御報告

令和7年10月1日(水)より新たに『御鏡守』を頒布致しております。

『御鏡守』は一見、鏡にしか見えませんが、光に透かすことで、御祭神 神武天皇を勝利に導いた金鵄の姿が浮かび上がるようデザインされたお守りです。

鏡は三種神器の「八咫鏡」に代表されるように、その神秘性から古代より剣や玉とともに宗教的な意味をもって扱われ、神社祭祀とも深い結びつきがあります。

南北朝時代の公卿 北畠親房はその著書『神皇正統記』の中で、鏡は偽りの心や私心がなく「正直」の徳の本源であると記しています。
神道では、「浄き明き正しき直き心」を大切にしており、誠実で正しい心を持つ正直な人には、神の加護があり物事が順調に進むという「正直の頭に神宿る」ということわざも良く知られています。

そのような、神道にとって重要な「鏡」と御祭神と縁の深い「金鵄」を施すことで未来を照らし願いが叶うよう祈願したお守りです。
御参拝の折には、ぜひお受け下さい。「御鏡守」
【初穂料】1,000円
【期 間】令和7年10月1日(月)~
【場 所】授与所にて頒布致します。

令和7年10月03日

「秋季大祭」・「秋季献華祭」斎行の御報告

103日(金)午前10時より、約700名の方に御参列を賜り「秋季大祭」が斎行されました。

祭典では斎主の祝詞奏上に続き、神楽「浦安の舞」が奉奏され、皇室の弥栄と国家の安泰、御崇敬各位の家内安全・事業繁栄を祈念致しました。

また、午後1時よりは、境 希龍氏奉仕により「秋季献華祭」が斎行されました。
祭典にて献華された作品は、104日(土)まで外拝殿北授与所にて展示致しておりますので、御参拝の折に御覧下さい。

併せて下記の通り外拝殿北側廻廊にて「第7回華教室蓮林 献華展」を開催しております。


第7回華教室蓮林 献華展(いけばな展示)

〈日時〉10  3日()1130分~16
                     4日()9時~15
〈場所〉橿原神宮外拝殿 北側廻廊(入場無料)


 

令和7年09月18日

「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」斎行の御案内

10月25日(土)午後1時30分より、橿原神宮境内 若桜友苑わかざくらゆうえん「瑞鶴之碑」にて「軍艦瑞鶴ぐんかんずいかく戦没者並びに物故者慰霊祭」が斎行されます。

「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」は、大東亜(太平洋)戦争末期、昭和19年10月25日に連合軍との戦闘の末、フィリピン沖で殉職した「軍艦瑞鶴」の乗組員をはじめ、駆逐艦 初月・秋月・若月の乗組員並びに第601海軍航空隊 瑞鶴派遣隊と共に、我が国の平和の為に殉職された先人達を偲び、平和を願う祭典です。

祭典内では、斎主の祭詞奏上に続き、巫女による神楽「浦安の舞」を奉奏、瑞鶴沈没に至る当時の様子を回想した実際の乗組員の声が音源にて披露されます。
その後、「軍艦瑞鶴」が沈没した午後2時14分にあわせ、参列者が黙祷を捧げ、平和を祈念致します。

本年は終戦より80年の節目の年にあたります。この節目の年に、ひとりでも多くの皆様に御参列いただき、尊い生命をかけて祖国のために殉じられた英霊に、慰霊の誠を捧げていただきたく存じます。

なお、境内宝物館では戦後80年、昭和100年にあたり企画展「神武天皇と平和への願い」を同日まで開催致しております。
軍艦瑞鶴に関する展示もございますので、あわせて御観覧下さい。

日 時   10月25日(土)午後1時30分より
場 所   橿原神宮境内 若桜友苑「瑞鶴之碑」前
参 列   どなたでも参列いただけます。
      「瑞鶴之碑」維持管理のため、供花料の御奉納をいただければ幸いでございます。
お問合せ先 橿原神宮奉賛部まで
      0744-22-3271(代表)

令和7年09月09日

「献燈者安全祈願祭」斎行の御報告

99日(火)午後5時より「献燈者安全祈願祭」が斎行されました。

「献燈者安全祈願祭」は、橿原神宮へ燈籠を奉納された皆様をお招きし、崇敬者各位の身体健全・家内安全、また事業所の社運隆昌・無事故安全を祈願する祭典です。

祭典は燈籠の明かりが灯されるなか斎行され、斎主の祝詞奏上に続き、巫女により神楽「扇舞」が奉奏され、その後御参列の皆様に玉串を奉り拝礼いただきました。

当日は夕刻より1,000基を超える境内全ての燈籠に明かりが灯され、社殿や参道は荘厳かつ幽玄な雰囲気に包まれました。