お知らせ
令和5年07月07日
長山稲荷社とタシロラン
長山稲荷社の参道で、準絶滅危惧種に指定されているラン科のタシロランが今年も可憐な白い花を咲かせています。
可憐な花は、2日に斎行された長山稲荷社月次祭においても、祭典に花を添えていました。
タシロランは、枯れ葉などを分解する菌類と共生する腐生植物で、植物学者の田代善太郎氏が発見したことからタシロランと名付けられています。
葉緑素をもたないため全体に白っぽく、房状の花を付けるのが特徴です。
10日程で枯れてしまう儚い花で、長山稲荷社のほか境内各所で御覧いただけます。
※鎮守の杜護持のため、境内に生育している植物等の採取は御遠慮下さい。
詳しくはこちらを御覧下さい。
令和5年07月04日
長山稲荷社月次祭斎行の御報告と池畔の花々
7月2日(日)午前10時より、多くの御参列のもと長山稲荷社月次祭を斎行いたしました。
また、月次祭に併せ御奉納を賜りました幟を大神様に御奉告申し上げ、お祓いいたしました。
御奉納を賜りました幟は、初午祭・例祭の斎行日、初詣期間中に参道に掲げます。
さて、7月に入り本格的な夏を迎え、日に日に暑さも厳しさを増してきました。
長山稲荷社の鎮座する深田池の池畔には暑さを忘れさせるような爽やかな涼感のある花々が見頃を迎えております。
花の名前は「アガパンサス」です。
池のほとりに高々と茎を伸ばし、見事な花を咲かせて御参拝の皆様の目を楽しませております。
ぜひ御参拝の折に御覧下さい。
令和5年07月01日
「夏越神楽祈祷」斎行の御報告
7月1日(土)午前11時より「夏越神楽祈祷」を斎行いたしました。
「夏越神楽祈祷」は下半期のはじまりにあたり、上半期の大神様の御神恩に感謝し、これからの下半期の平穏を祈願申し上げる行事です。
神楽殿にて神職が御崇敬の皆様の身体健全・家内安全、また事業所の社運隆昌・無事故安全を祈願する祝詞を奏上し、その後巫女による神楽「鈴舞」を奉納いたしました。
皆様方には、これからの半年間を清浄な心と身体を保ち、日々お健やかにお過ごしになられますことをお祈り申し上げます。
令和5年07月01日
「煤払神事」・「夏越大祓」執行の御報告
6月30日(金)午前10時より「煤払神事」、午後3時より「夏越大祓」を執り行いました。
「煤払神事」では、神職・巫女約40名が御本殿以下諸社殿を清掃し、半年間に積もった煤を取り払いました。

幣殿を清掃する神職
「夏越大祓」は約180名の方に御参列をいただき、天候不順のため橿原神宮会館にて神事を執り行いました。大祓では神職らが御参列の皆様と共に大祓詞を奏上し、日々の生活で知らず知らずに犯してしまった罪やけがれを形代に移し祓いを行うことで、清浄な心身に立ち返り、次の半年間の健康と平穏無事を願いました。

大祓詞を奏上する参列者

形代を祓う神職