お知らせ

令和5年09月03日

宝物館企画展「『海道東征』と紀元二千六百年」

 

橿原神宮宝物館では、92日(土)より109日(月)27日(金)まで企画展「『海道東征』と紀元二千六百年」を開催しております。

『海道東征』は北原白秋 作詩、信時潔 作曲による交声曲(カンタータ)で、昭和15年(1940)に紀元2600年を祝賀する奉祝曲として作られました。
曲中では、九州を発した神武天皇が近畿へ向かう様子が描かれています。

今回の企画展では、橿原神宮所蔵の『海道東征』SPレコード・蓄音機を展示し、実際に蓄音機にて再生された楽曲を宝物館にてお聞きいただけます。
また、橿原神宮所蔵の貴重な紀元2600年当時の史料もあわせて展示し、この曲が作曲された時代背景を御紹介いたします。

「日本のはじまり」の地で、紀元2600年奉祝当時の雰囲気を感じていただければ幸いです。

紀元二千六百年
昭和15年(1940)は神武天皇の即位から二六〇〇年にあたり、皇居外苑整備・橿原神宮の宮域拡張と外苑整備・神武天皇陵参道整備・宮崎神宮の宮域拡張をはじめ、体育大会や美術展の開催など大規模な奉祝事業が全国規模で行われました。
尚、令和22年には紀元二七〇〇年を迎えます。
紀元二千六百年奉祝紀元節大祭

 

なお、本年1027日(金)には当神宮にて「橿原神宮奉納『海道東征』合唱公演」(産経新聞社・ラジオ大阪主催)が執り行われます。

【公演に関するお問い合わせ】
産経新聞社事業本部 06-6633-9254(平日午前10時~午後5時)

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