紀元二千六百年奉祝紀元節大祭
昭和15年 宮域拡張整備
御祭神が即位され、日本の国が建てられてから2600年を迎えた昭和15年(1940)。
国を挙げての奉祝記念事業として宮域拡張整備、および紀元二千六百年奉祝紀元節大祭が斎行されました。
国を挙げての奉祝記念事業として宮域拡張整備、および紀元二千六百年奉祝紀元節大祭が斎行されました。
延べ121万人余りが参加した「建国奉仕隊」
御鎮座50年にあたる昭和15年(1940)は、ちょうど神武天皇即位2600年にあたるため、国を挙げての奉祝記念事業として、社殿の修築、宮域と神武天皇陵の拡張整備、駅舎や線路の移設などが計画されました。
このうち、宮域の拡張と外苑の造営は、明治神宮の外苑にならって、勤労奉仕で行われることになり、建国奉仕隊が組織されました。
解散までの作業日数は延べ500余日、7,200団体、延べ1,214,000余人が奉仕に参加しています。
このうち、宮域の拡張と外苑の造営は、明治神宮の外苑にならって、勤労奉仕で行われることになり、建国奉仕隊が組織されました。
解散までの作業日数は延べ500余日、7,200団体、延べ1,214,000余人が奉仕に参加しています。
全国から寄せられた「献木」
宮域の造成に約76,000余本の樹木が植栽されましたが、うち22,000余本は、全国から寄せられた「献木」でした。
植栽にあたっては、神宮境内の樹林は郷土の木をもって構成することとし、樹種については、橿原の地名から昔は樫の木が生い茂っていたことが発掘調査により推測されることから、カシ類を主として、昔の姿に還元することを目標に決められました。
植栽にあたっては、神宮境内の樹林は郷土の木をもって構成することとし、樹種については、橿原の地名から昔は樫の木が生い茂っていたことが発掘調査により推測されることから、カシ類を主として、昔の姿に還元することを目標に決められました。
献木90種 22,534本
ヒノキ
3,583本
スギ
2,287本
アラカシ
1,834本
クス
1,302本
ウメ・カマクラヒバ
各11本
ニシシギ
10本
華々しく斎行された「紀元二千六百年奉祝紀元節大祭」
記念すべき昭和15年(1940)を迎え、正月三が日の参拝者は125万人を数えました。
2月11日の紀元節(現在の建国記念の日)には、紀元二千六百年奉祝紀元節大祭が挙行され、約70万人が参拝。空前の盛り上がりをみせました。6月11日には、昭和天皇が御親拝されています。
その後も、外苑運動場での東亜競技大会や各種団体の全国大会など、橿原の地は紀元二千六百年の奉祝行事でわきたちました。
2月11日の紀元節(現在の建国記念の日)には、紀元二千六百年奉祝紀元節大祭が挙行され、約70万人が参拝。空前の盛り上がりをみせました。6月11日には、昭和天皇が御親拝されています。
その後も、外苑運動場での東亜競技大会や各種団体の全国大会など、橿原の地は紀元二千六百年の奉祝行事でわきたちました。
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昭和15年 昭和天皇御親拝
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昭和15年2月11日 紀元節大祭 神職参進
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昭和15年2月11日 紀元節大祭 参列の方々
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昭和15年2月11日 紀元節大祭 外拝殿前
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