お知らせ
令和6年06月09日
「皇后献上佐韋祭」斎行の御報告
6月9日(日)10時より「皇后献上佐韋祭」を斎行致しました。
「皇后献上佐韋祭」は、神武天皇の皇后である、媛蹈韛五十鈴媛皇后の御神徳を尊び、皇后にゆかりの深いササユリを御神前へお供えする祭典です。
祭典では、斎主の祝詞奏上に続いて昭憲皇太后御歌
「広前に 玉ぐしとりて うねび山 高きみいつを 仰ぐけふかな」
に作曲・作舞した神楽「榊舞」を奉奏致しました。
ササユリは、祭典のため境内にて栽培し当日巫女が摘み取ったものと、篤志家の方より御奉献いただいたものを合わせてお供えしております。
御神前へ奉献したササユリは、外拝殿にて展示しておりますので、御参拝の折に御覧下さい。
※展示期間は開花状況によりますので、あらかじめ御了承ください。
令和6年06月07日
第73回 橿原神宮林間学園 参加者募集について
夏休み恒例の「橿原神宮 林間学園」を8/2(金)~8/6(火)の5日間にわたって開催いたします。
自然豊かな杜の中で様々な学習を行う林間学園は、昭和24年(1949年)に第1回が開催されてより、今回で73回目を迎えます。
様々な学校・学年のみなさんと交流し、楽しい夏の思い出となるよう是非ご参加ください。
■日時
令和6年8月2日(金)~8月6日(火)
午前8時50分~午後3時20分(登園時間:8時40分)
■場所
橿原神宮境内の林間、神宮会館
■対象者・定員
小学校3年生~6年生(科学教室は4~6年生のみ)
270名
■学習内容
科学・歴史・図工・音楽の中から希望教室を1つ選べます。(総合学習は全員参加)
学習内容について詳しくはこちら
【科学教室】※4~6年生のみ
橿原神宮の森の木々や、その森で暮らす生き物の観察や、「葉脈標本づくり」などの科学実験も行います。
※定員に達したため、本年の科学教室の募集は終了いたしました。
【歴史教室】
橿原神宮や地域の歴史に関する史料にふれながら学びます。
勾玉の製作体験なども行います。
【図工教室】
豊かな自然をよく観察しながら絵を描いたり、林間学園の思い出をかざれるフォトフレームの製作などをします。
※要項に記載のほか、こちらの物品を御準備ください。
【音楽教室】
様々な学校・学年のお友達と合奏などをする中で、ひとつのものを作りあげることを学びます。
【総合学習:全員参加】
〇雅楽と神楽舞を鑑賞します。
〇工作を通して、橿原神宮の杜について学びます。
[協力:大阪芸術大学 建築学科(浦﨑准教授)]
〇その他
※学習内容は予告なく変更となる場合があります。
■参加費
5,000円
■申込期間
6月11日(火)~7月21日(日)
■申込方法
申込書・領収証を記入の上、会費をそえて橿原神宮庁(社務所)に提出してください。
用紙は橿原神宮庁(社務所)にも設置しております。
※郵送での申込希望の方は、お問い合せ下さい。
■クラス発表
7月27日(土)以降に当サイトにてクラス発表を行います。
領収証に記載のナンバーを御参照下さい。
■お問合せ
橿原神宮 林間学園係
TEL:0744-22-3271 FAX:0744-24-7720
午前9時~午後4時30分 受付
令和6年06月01日
「神武東征 次世代に伝える森へのメッセージ 紀元2700年に向かって」が公演動画公開のお知らせ
令和6年05月27日
「吉野川初鮎奉献祭」斎行の御報告
5月25日(土)午後3時より神楽殿にて「吉野川初鮎奉献祭」を斎行致しました。
『日本書紀』には、御祭神 神武天皇が東征の際、大和国 丹生の川上で戦の勝敗を厳瓮(酒の入った壺)と魚(鮎)を用いて占ったと記されています。
この故事により、橿原神宮には昭和15年より岐阜県・長良川の鵜飼開きで取られた鮎が、御神前に奉献されています。
しかしながら、御祭神に縁の深い吉野の地で取られた鮎の奉納は近年例がありませんでした。
そうした中、このたび川上村漁業協同組合より丹生川上神社上社を通じて6月2日の鮎釣り解禁を前に、成育調査の試し釣りで釣られた鮎を奉納いただく運びとなりました。
祭典では、当日に釣られた鮎18匹が川上村漁業協同組合長より斎主を通じて御神前にお供えされました。
その後、祝詞奏上に続き、神楽「鈴舞」を奉奏し豊漁・釣り人の安全を祈念致しました。
令和6年05月24日
御歌碑とヒメイワダレソウ
神門内では、ヒメイワダレソウが可憐な白い花を咲かせています。
ヒメイワダレソウは、「皇后陛下御歌碑」の建碑にあわせ、外拝殿大絵馬前の御歌碑とさざれ石の下に植えられました。
「皇后陛下御歌碑」には平成28年4月3日の神武天皇二千六百年大祭にあたり、天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が橿原神宮へ御参拝になられた際のお気持ちを、美智子皇后陛下(当時)がお詠みになられた御歌が刻まれています。
-遠つ世の 風ひそかにも聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く-
「ふと遠い歴史の彼方から吹いてくる、ひそやかな風の音を聞くようなお気持ちで、樫の葉のそよぎを聞かれつつ参道をお進みになった情景」をお詠みになったと言われています。
御歌碑に刻まれている文字は、伊勢の神宮の元大宮司であり、現神社本庁統理 鷹司尚武氏により揮毫されました。
ヒメイワダレソウは花期が長く夏頃まで花を咲かせます。
御参拝の際には皇后陛下御歌碑と共に御覧下さい。