お知らせ

令和6年05月21日

「夏越大祓」の御案内

630日(日)午後3時より「夏越大祓なごしおおはらえ」を執り行います。

大祓は、日々の生活で知らず知らずのうちに身に付いた罪やけがれを祓う神事で、6月と12月の年2回執り行われ、6月の大祓は「夏越大祓なごしおおはらえ」、12月の大祓は「歳末大祓さいまつおおはらえ」と呼ばれています。
古くは平安時代に編纂された書物『延喜式えんぎしき』にもその記述があり、現在も宮中をはじめ全国の神社で執り行われています。

当日は、御参列の皆様と共に大祓詞おおはらえことばを唱え、罪けがれを形代かたしろに移して身体を清め、次の半年を健康で平穏に過ごすよう願います。

どなたでも自由に御参列いただけますので、皆様には是非とも御参列いただき、清浄な心身で下半期をお過ごし下さい。夏越大祓なごしおおはらえ
【日 時】630日(日)午後3時
【場 所】橿原神宮 斎館前庭※雨天時は神宮会館(予定)
【参 列】どなたでも自由に参列いただけます

令和6年05月12日

「初鮎奉献祭」斎行の御報告

512()11時より神楽殿にて「初鮎奉献祭」を斎行致しました。

「初鮎奉献祭」は、岐阜県・長良川の鵜飼開きで獲られた鮎を御神前に奉献する神事です。
例年鵜飼開きで獲られた鮎は皇室へ献上されており、当神宮への奉納は皇紀2600年にあたる昭和15年より始まり、今年で82回を数えます。

当日は、鵜匠の使者として岐阜県のボーイスカウト役員が初鮎を持参し、漁の安全と豊漁を祈念致しました。

 

神武天皇と鮎

『日本書紀』には、御祭神 神武天皇が東征の際、丹生の川上で戦の勝敗を厳瓮いつべ(酒の入った壺)と魚(鮎)を用いて占ったと記されています。
 また、天皇陛下が御即位を国内外に宣明される「即位礼正殿の儀」の際に立てられる万歳旛ばんざいばんには、五匹の鮎と厳瓮いつべが描かれ、大きく「萬歳」の文字が刺繍されています。

令和6年05月12日

【5/13(月)より】宝物館休館のお知らせ

展示替えの為、513日(月)より宝物館を休館致します。

皆様には御迷惑おかけいたしますが、何卒御理解賜りますようお願い申し上げます。

令和6年05月05日

「有楽流献茶祭」斎行の御報告

55日(日・祝)午前10時より、茶道有楽流うらくりゅう宗家・十七代家元 織田おだ 宗裕そうゆう氏奉仕により「有楽流献茶祭」を斎行致しました。

有楽流は織田信長の弟である織田長益ながますが、千利休に師事して茶道の奥義を極めて創始した流派で、名を有楽斎うらくさいと号しました。

橿原神宮では、織田 長益(有楽斎)にゆかりの深い、重要文化財 織田家柳本陣屋御殿「文華殿」(6日まで特別公開中)が、境内に移築された昭和42年より、祭典を執り行っております。

祭典は有楽流関係者の参列のもと斎行され、斎主の祝詞奏上に続き、手前座にて家元が点じられたお茶を神職が御神前へお供え致しました。

また、献茶祭にあわせ境内では拝服席が設けられました。
本席として有楽流、副席として裏千家、煎茶席として表千家が奉仕され、多くの方が風雅な一時を過ごされました。

 

令和6年05月03日

「春季献華祭」斎行の御報告

53日(金・祝)午前10時より、フラワーアーティスト村松むらまつ 文彦ふみひこ氏奉仕による「春季献華祭」を斎行致しました。

祭典では、斎主の祝詞奏上に続き、献華の儀が執り行われ村松氏により挿花された作品「立華りっか」を神職が御神前へお供え致しました。

祭典後は場所を外拝殿へ移し、大規模な作品を制作されました。

各献華作品は、祭典後から55日(日・祝)午前中まで外拝殿にて展示しております。

御参拝の際には是非御覧下さい。

 

村松文彦むらまつふみひこ

1951年静岡生まれ。
1989年、第7回インター・ワールドカップにおいて、147ヶ国の参加の中、欧州以外、米国・アジアで初となるチャンピオンとなる。
内閣総理大臣賞、農林水産大臣賞、文化大臣賞をはじめブルーリボン賞、レッドリボン賞、イエローリボン賞など48回の国内外での受賞歴を誇る。
その他、日本政府海外花博F1コーディネーター・統括プロデューサーにて最高峰となる金賞を受賞。
また、技能五輪エキスパートや1998年冬季長野五輪における表彰式・セレモニーブーケのデザインを担当。

 

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