お知らせ
令和5年11月06日
「明治祭併石州流献茶祭」斎行の御報告
11月3日(祝・金)午前10時より、「明治祭併石州流献茶祭」を斎行致しました。
明治祭は、明治天皇の御誕生の日にあたる11月3日に、日本を近代国家へと導かれた明治天皇の御大業を称え、文化・産業の発展と国家の安泰と世界平和を祈念する祭典です。
祭典は石州流関係者の参列のもと執り行われ、宮司の祝詞奏上に続いて、本年4月9日に茶道石州流家元を襲名された、十七代 片桐貞明宗匠の奉仕により御祭神二座分のお茶が点じられました。お茶は神職により御神前へ供えられ、厳粛裡に祭典は斎了しました。
また、石州流献茶祭にあわせ、境内では拝服席が設けられ秋晴のなか多くの方が風雅な一時を過ごされていました。
石州流: 四代将軍徳川家綱公の茶道指南役に推挙された片桐石見守石州を流祖とし、以来、将軍家をはじめ、武家社会の茶の湯として定着。武士の心得と茶の湯の心得を抱合した格調高い武家茶道として現代に継承されています。
令和5年11月02日
図録「橿原神宮の奉納刀剣」頒布の御案内
11月3日(金・祝)より開催の当神宮宝物館 特別展「橿原神宮の奉納刀」にともない、展示刀剣の解説付き図録『橿原神宮の奉納刀剣』を頒布致します。
奉納刀という視点から橿原神宮の歴史を深堀りする他、8振の展示刀剣について詳しい解説を掲載しております。
特別展とあわせて図録もお楽しみ下さい。
解説付き図録『橿原神宮の奉納刀剣』
【編集】 刀剣画報編集部(株式会社ホビージャパン)
【刀剣監修】 公益財団法人 日本美術刀剣保存協会
河内國平氏(刀匠)・関山和進氏(研師)
【執筆】 宮﨑政久氏(日本刀歴史文化研究家)・長谷川怜氏(皇學館大学 准教授)
【初穂料】 1,650円
【授与場所】 橿原神宮宝物館
令和5年10月29日
奈良まほろば館(東京都港区)講演会「橿原神宮の奉納刀」の御案内
11月18日(土)、19日(日)の2日間にかけ奈良の魅力を発信する拠点である「奈良まほろば館(東京都港区新橋)」にて出張講演会を開催致します。
講演会では、神職が橿原神宮の創建から現在に至るまでを、橿原神宮所蔵の史料や写真を交え、分かりやすくお話をすると共に、2日間異なるテーマより橿原神宮の魅力に迫ります。
18日は「奉納刀」をテーマに、なぜ刀剣を橿原神宮に奉納するかという根本から、皇學館大学 長谷川准教授に11月3日(金・祝)より当神宮宝物館にて開催している特別展「橿原神宮の奉納刀」の見所をお話いただきます。
また、刀剣画報編集部 松下氏をお招きして奉納刀剣一振について深堀り解説をしていただきます。
19日は「紀元二千六百年」「菟田茂丸」をテーマに、橿原神宮においても大規模な宮域拡張が行われた紀元二千六百年(昭和15年)と橿原神宮の関わりを、現在の橿原神宮の基を築き、発展に大きく寄与した当時の宮司 菟田茂丸に焦点を当て、皇學館大学 長谷川准教授と共に橿原神宮を普段と違った視点より御案内致します。
〈橿原神宮の奉納刀〉
令和5年11月18日(土)
第1部 11:00~12:45
第2部 14:00~15:45
第3部 17:15~19:00 ※各部の内容は同内容です。
〈橿原神宮の宮域拡張と菟田茂丸~橿原神宮へのツーリズムと「橿原遠祖」~〉
令和5年11月19日(日)
第1部 11:00~12:10
第2部 14:00~15:10
第3部 17:15~18:10 ※各部の内容は同内容です。
【会 場】奈良まほろば館(東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル2F)
【出 演】橿原神宮 権禰宜 髙鉾 義嗣
皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川 怜
刀剣画報編集部(株式会社ホビージャパン) 松下 和人(18日のみ)
【参加費】無料
【お問い合わせ】奈良まほろば館 情報発信課(10時15分~19時)
03-5568-7081
※宝物館特別展「橿原神宮の奉納刀」についてはこちら
令和5年10月28日
「頭椎大刀ペーパーナイフ」授与の御案内
11月3日(金・祝)より開催の宝物館特別展「橿原神宮の奉納刀」にあわせ、以前より再販を希望する声を多くいただいておりました「頭椎大刀ペーパーナイフ」を宝物館にて数量限定で復刻頒布致します。
御祭神 神武天皇に縁の深い頭椎大刀を模してデザインされており、特別展では実際の頭椎大刀を御覧いただけます。
「頭椎大刀ペーパーナイフ」
【初穂料】1,000円(数量限定の頒布となります。)
【期 間】令和5年11月3日(金・祝)~無くなり次第終了
【場 所】宝物館
※数に限りがありますので、おひとり1本までの頒布とさせていただきます。
宝物館特別展「橿原神宮の奉納刀」についてはこちら
令和5年10月28日
「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」斎行の御報告
10月25日(水)午後1時30分より、境内若桜友苑の瑞鶴之碑前で「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」を斎行致しました。
秋晴の暖かな陽射しの中、瑞鶴の生存乗組員をはじめ、遺族や関係者など約120名に御参列を賜りました。
祭典では、斎主による祝詞奏上に続き、天下泰平を願う神楽「浦安の舞」が奉奏され、船が沈没した午後2時14分にあわせ、祭典奉仕者・参列者とともに英霊に黙祷し、尊い生命をかけて祖国のために殉じられた英霊に、慰霊の誠を捧げました。
続いて元自衛官の吉村芳永氏によるトランペット演奏により「艦隊勤務」「艦船勤務」「愛国の花」が奉納されました。
当神宮では、今後も慰霊祭を護持運営するとともに、今も世界各地で発生している紛争の一日でも早い解決を祈念して参ります。