お知らせ

令和6年12月16日

特別御朱印「鉄道で巡る聖地」の御案内

 

令和7年1月1日(水・祝)よりの宝物館特別展「鉄道で巡る聖地 近代ツーリズムと橿原神宮」開催にあわせ、期間限定朱印「鉄道で巡る聖地」を頒布致します。

描かれている橿原神宮の社殿と畝傍山、金鵄の画は紀元二千六百年に聖地巡拝の案内図として描かれたものであり、鉄道の画は近畿日本鉄道株式会社 南大阪線などの前身となる大阪鉄道が、紀元二千六百年当時にあべの橋から橿原神宮までを走らせていたデニ500形車両です。

【初穂料】1,000
【期 間】令和7年1月1日(水・祝)~令和7年7月21日(月・祝)
【場 所】授与所にて頒布致します。
 ※期間限定朱印は書置きのお渡しです。
  帳面をお預かりしての揮毫はできません。

宝物館特別展「鉄道で巡る聖地 近代ツーリズムと橿原神宮」についてはこちら

参考文献 「私鉄車両めぐり 近畿日本鉄道」(鉄道図書刊行会、昭和44年)
     「鉄道ピクトリアル 通巻第1027号」(株式会社電気車研究会、令和6年)

令和6年12月16日

宝物館特別展「鉄道で巡る聖地 近代ツーリズムと橿原神宮」開催の御案内

 明治時代以降、鉄道により人々の移動距離・範囲は格段に広がりました。
鉄道会社が名所や旧跡、神社や天皇陵を線路で結ぶことにより、鉄道で皇室ゆかりの神社や天皇陵を参拝する「聖地巡拝」は新しい観光のあり方の1つとなりました。

 明治23年(1890)に橿原神宮が創建されると、第一代天皇である神武天皇の御神徳を求め参拝者が増加しました。
 近畿日本鉄道株式会社(近鉄)の前身・大阪電気軌道や参宮急行電鉄などの鉄道会社、国有鉄道、その他私鉄は大阪~橿原、橿原~伊勢、名古屋~伊勢などへ路線を延伸し、「聖地巡拝」が容易に行えるようになっていきます。

 本展では、橿原神宮への参拝旅行を中心に、伊勢参宮なども含めた近代の「聖地巡拝」のありようを観光パンフレットや鉄道路線図、地図、絵葉書などから御紹介します。

鉄道で巡る聖地 近代ツーリズムと橿原神宮

開催
期間

令和7年1月1日(水・祝)~7月21日(月・祝)

開館
時間

平日
土日祝日

1/1~1/3
1/4~1/5
1/6~1/7

10:00~15:00
9:00~16:00

8:30~18:30
9:00~16:30
9:00~16:00

入館料

700円(Café橿乃杜 割引券付き)

企画
展示
皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川 怜
皇學館大学 博物館学芸員課程 学生有志
協力 近畿日本鉄道株式会社
近鉄グループホールディングス株式会社
皇學館大学文学部国史学科

 

【イベント情報】
ギャラリートーク  日 時:3月15日(土)・7月19日(土)
              11時~・13時30分~・15時~
          会 場:橿原神宮宝物館
          申込み:不要(入館券必要)/記念品贈呈


参拝と関連講座   日 時:3月20日(木・祝)
          講座名:「鉄道で巡る聖地-橿原神宮の歴史と近代ツーリズム」
          講 師:髙鉾 義嗣(橿原神宮権禰宜・教化渉外課長)
              長谷川 怜(皇學館大学准教授)
          参加費:3,000円
          申込み:電話(0744-22-3271)または、専用フォームより
          内 容:内拝殿での参拝の後、展示担当者による講座、展 
              示見学会を行います。
          時間割:13時 外拝殿集合、参拝
              13時40分 貴賓館にて講座
              15時 展示解説

【関連情報】
期間限定朱印「鉄道で巡る聖地」授与の御案内

令和6年11月24日

【11/25(月)より】宝物館休館のお知らせ

展示替えの為、1125日(月)より宝物館を休館致します。
皆様には御迷惑おかけいたしますが、何卒御理解賜りますようお願い申し上げます。

尚、令和711日(水)より特別展『鉄道で巡る聖地 近代ツーリズムと橿原神宮』を開催致します。

【『鉄道で巡る聖地 近代ツーリズムと橿原神宮』】
明治以降、鉄道会社が各地の名所や社寺などを路線で結んだことにより、人々の移動範囲は格段に広がりました。
このことにより社寺に参拝する「聖地巡拝」が新しい観光の形のひとつとなり人気を博しました。
本展では橿原神宮への参拝旅行を中心に鉄道を通して近代の「聖地巡拝」についてご紹介します。

令和6年09月18日

奈良まほろば館(東京都港区)講演会「鉄道で巡る〈聖地〉―橿原と伊勢」の御案内

1020日(日)、奈良の魅力を発信する拠点である「奈良まほろば館(東京都港区新橋)」にて出張講演会を開催致します。

講演会では、橿原神宮の創建と神武天皇陵との関係、橿原神宮周辺の整備の歴史、橿原神宮前駅を中心とした鉄道路線の拡大、江戸時代までの伊勢街道と近代以降の鉄道建設、伊勢と橿原を結ぶ聖地巡りブームの到来、などを神宮所蔵の史料と観光案内や絵葉書を用いながら解説します。 

また、橿原神宮宝物館にて開催中の企画展「描かれた神武天皇」や、令和7年正月より開催予定の特別展についても解説致しますので、ぜひこの機会に御聴講下さい。

 


 

〈鉄道で巡る〈聖地〉―橿原と伊勢〉
 【日 時】令和61020日(日)
      第1 11001230
      第214001530
      第3 17001830 各部同一内容です。

会 場】奈良まほろば館(東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル2F) 
【出 演】皇學館大学 文学部国史学科 准教授 長谷川 怜
               橿原神宮 権禰宜 髙鉾 義嗣
【参加費】無料
【申 込】申し込みはこちら
     ※当日のお申し込みも可能です
【お問い合わせ】
     奈良まほろば館 情報発信課 1015分~19
     電話:03-5568-7081

※宝物館企画展「描かれた神武天皇」についてはこちら


 

令和6年07月02日

宝物館企画展「描かれた神武天皇」開催のお知らせ

75()より境内宝物館にて企画展「描かれた神武天皇」を開催致します。

橿原神宮の御祭神である神武天皇の御事績は『古事記』や『日本書紀』に叙述されています。
文字で記録された東征の様子は様々な絵画に描かれて、人々の神武天皇への崇敬の念を高めました。

天皇の姿を描いた絵画(御影)の例は中世以降に多く見られるようになりますが、神武天皇の御影が一挙に増加するのは近世以降です。
幕末に神武天皇陵の位置を孝明天皇こうめいてんのう治定じじょう(陵墓の位置を調査を踏まえて決定すること)し、明治維新後には明治天皇が神武天皇陵を参拝されました。
その後、地域の人々を中心に神武天皇を崇敬する講社が組織され、明治23年(1890)には橿原神宮が創建されました。神武天皇に対する崇敬は国内に広がり、それに伴い様々な図像が流布していきました。

今回の企画展では、橿原神宮所蔵の神武天皇を描いた絵画と立体作品(彫刻等)を初めて一堂に集め展観致します。

御神前での御参拝と合わせ、御祭神のお姿をより身近に感じていただく機会となれば幸いです。

 


宝物館企画展 「描かれた神武天皇」

【期 間】 令和675日(金)~1124日(日)
【時 間】 土・日・祝休日 9時~16
       平日      10時~15
※臨時休館あり
【入館料】 大人       500円(Café橿乃杜割引券付)
                 小学生以下    無 料

【場 所】 橿原神宮 宝物館(崇敬会館内)
【協 力】 皇學館大学文学部国史学科


 

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