お知らせ
平成29年01月08日
書き初め大会
橿原神宮席上揮毫書き初め大会の奈良地区大会が5日(木)、開催の運びとなりました。今年で66回目を迎える歴史ある大会で、今年も小学生から一般の方まで、1500名以上の方に御参加をいただきました。
当日は朝早くから厳しい冷え込みにも関わらず、受付開始を待つ参加希望者の長蛇の列が出来、皆さんの高い意欲を感じる事が出来ました。
約400名の参加者を一同に受け入れる為の準備が整えられた、ジェイテクトアリーナ奈良では、1階会場では参加の子供達が日頃の成果を筆に込め、2階席からはその子供達を見守る保護者の姿がありました。 その中でも2枚という限られた枚数で、どちらを出品するのかを2階席の自分の親へ伺う場面も、橿原神宮の書き初め大会ならではの光景です。
簡単にスマートフォンやパソコンで文字が打ててしまうこの時代に、自らの頭で書き順を思い描きながら、筆で体全体を使って文字を書く事の大切さ。また、いつもと違った環境の中、限られた時間内に限られた枚数で作品を仕上げる事へのチャレンジ。
書き初め大には、一言では言い表せない、様々な要素が詰まっているように感じられました。
参加者並びに保護者の皆様におかれましては、待ち時間も含め、お寒い中大変お疲れ様でございました。 是非、来年も御参加いただければ幸いでございます。
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【作品展示期間】
1月16日(月)~22日(日)
午前9時~午後4時(場所:橿原神宮拝殿 内廻廊)
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平成29年01月05日
新しい年の幕開け
平成29年の幕が開けました。
新年明けましておめでとうございます。
お正月三ヶ日は厳しい冷え込みもなく、穏やかな新年の幕開けとなりました。
橿原神宮へは、大変ありがたいことにお正月三ヶ日多くの皆様に御参拝いただきました。 こちらでは橿原神宮の年末年始の活気と賑わいに満ちた風景を、少しではありますが御紹介させていただきます。
元旦午前0時、宮司の初太鼓が新しい年のはじまりを告げます。
元旦早々参拝客で賑わう外拝殿。
まだ日が昇る前の元旦午前6時、皇室の弥栄、国家の繁栄、世界の平和を祈願する「歳旦祭」が斎行されました。
歳旦祭終盤、徐々に日の出の時間が近付く空。(元旦午前6時半頃)
日も昇り、畝傍山の稜線がくっきりと見え、雲一つない晴天に恵まれた元旦日中。穏やかな気候の年明けとなりました。
参拝者で溢れる参道両脇には、屋台が軒を連ねています。
年末年始は皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
年が明け、まだ初詣がお済みでない方は、橿原神宮へお越しいただければ幸いでございます。
併せて、既に初詣がお済みの方のお詣りもお待ちしております。
平成28年12月31日
半年間の罪穢れを祓い、新しい年へ
2016年最後の日となった本日、橿原神宮では歳末大祓が行われました。
大祓とは、六月と十二月に行われる神事で、半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清める儀式です。二十数名の神職による大祓詞(おおはらいことば)奏上と共に、当日参加の一般の方にも大祓詞を奏上いただきました。
多くの方々が参列して式に臨み、新しい年を迎えるため、年末の罪穢(つみけがれ)を祓い清めました。 また、夕刻17時からは除夜祭が斎行されました。
年末年始の雰囲気で賑わう参道を、神職達が祭典奉仕の為、歩みを進めます。 除夜祭はこの一年の国民・国家の平安と安泰・世界の平和をお守りいただいてきたことへの感謝と、新しい年を迎えるに当たっての御加護を祈るお祭です。 除夜祭の約6時間後には、初太鼓により新しい年の幕開けが告げられ、正月参拝が始まります。
皆様にとって良い年が迎えていただけますよう、お祈りしております。
また、新しい年、橿原神宮への御参拝もお待ちしております。
平成28年12月30日
『新春特別朱印帳』、『金鵄・鮎みくじ』 の御案内
橿原神宮で元旦より御参拝者の皆様に、御祭神・神武天皇様 の御加護をお受けいただくことができる授与品を御紹介致します。
橿紋朱印帳 <新春特別版>
神武天皇二千六百年を記念し、春と秋に調製した朱印帳の新春特別版。
清潔感のあるまっさらな白色の檀紙(だんし)を用いています。
檀紙は神職が衣冠束帯の際に懐中する紙にも用いられる和紙の一種で、ちりめん状の紙肌が特徴的です。新しい年、事始めに相応しく、縁起の良い色目の朱印帳で、御朱印を受けていただければ幸いです。
【初穂料】 1,000 円
◆表面には「橿紋」、裏面には「橿原神宮」の文字が箔押しで刻印されています。
金鵄みくじ・鮎みくじ
御祭神である神武天皇様にゆかりが深い金鵄(きんし)と鮎をモチーフとしたおみくじを新しく調製致しました。皆様の新しい年の幸せの指針となれば幸いです。
【初穂料】各 500 円
◆【金鵄】神武天皇様が最後まで抵抗する豪族との戦に苦戦されていた時、どこからともなく金色の鵄(とび)が飛来し、神武天皇様の一軍を勝利へ導いたとされ、瑞鳥(めでたい事 の前兆とされる鳥)と言われています。
◆【鮎】鮎は神武天皇様と大変ゆかりの深い魚で「魚」へんに「占」で「鮎」と表すように、東遷の際、戦の勝敗を鮎で占ったとされる伝承に由来。また、毎年 5 月には「初鮎奉献 祭」という奉納行事が行われ、岐阜県・長良川の鵜飼い開きで獲れた鮎を橿原神宮へ奉 納いただいております。
※数量限定の為、無くなり次第終了とさせていただきます。予めご了承ください。
平成28年12月26日
天長祭・神御衣御料奉献祭
年の瀬の迫った12月23日(祝・金)、今上天皇陛下の御誕生日を祝うと共に、聖寿の万歳と大御代の長久とを祈る祭である「天長祭」が執り行われました。
◆祭典奉仕の為、内拝殿へ向かう神職達
始まる少し前まで雨模様だったにも関わらず、お祭りを行う内拝殿へ神職が列を為しで向かう間は奇跡的に天気が回復。御祭神である神武天皇様のお力添えをいただけたように感じました。
◆祭典中は晴れ間が覗く場面も
天長祭が滞りなく斎行された後、今年で数えて71回目を迎える神御衣御料奉献祭<かんみそごりょうほうけんさい>が執り行われました。〝神御衣″とは文字通り、神様の衣服を意味し、愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸が橿原神宮へ奉献されるお祭りです。 奉献された絹糸は350匁(約1.3㎏)の「三河赤引糸」と言い、〝赤引糸″とは〝清浄な絹糸″という意味を持つそうです。 丁寧に紡がれた赤引き糸は、艶やかな光を纏い御神前に供えられました。