お知らせ
平成30年03月23日
お花見日和の週末に
朝晩の冷え込みはまだまだ続いておりますが、日中はずいぶんと春らしい気候となり、様々な場所で桜の開花が進んでいます。橿原神宮境内の桜の蕾もこの1週間で著しく開花が前進。この週末にかけてさらに花開く模様です。
〈まばらではありますが、開花をはじめた深田池添い〉
〈深田池添いの桜の木〉
〈徐々に花開きだした社務所横の桜〉
予報によると、週末はお花見日和のお天気になるそうです。
平成30年03月16日
春の息吹
3月も早いもので中旬に入りました。朝晩は少し冷え込むものの、日中は汗ばむ程の陽気の日もあり、確実に春の訪れを感じています。橿原神宮境内の桜はここ数日の天候により、黄緑色の蕾からほんのりとピンク色の花が顔を出しはじめました。 発表された開花予想によると、平年より1週間程早い3月下旬には満開を迎えるそうです。
4月2日(月)の御鎮座記念祭、3日(火)の神武天皇祭の時期まで良い見頃が続くことを願っています。
平成30年03月02日
明日は長山稲荷社初午祭が行われます
橿原神宮末社長山稲荷社では3月初めの午の日である、3月3日午前11時に初午祭を斎行します。 奉納された幟が稲荷社の参道等に掲げられ、祭典では巫女による『浦安の舞』が奉奏されます。この日はいつもとは違った厳かでありながら、賑やかな雰囲気に包まれます。
また、同日午後2時より南神門前にて『開運餅まき』を行います。どなたでも御参加になれますのでどうぞお越し下さい。
平成30年02月19日
良いお天気に恵まれて
橿原神宮では2月11日と17日に大祭が執り行われました。
「建国記念の日」に当たる2月11日(日・祝)に、橿原神宮で一番大きなお祭である『紀元祭』が執り行われました。建国記念の日は御祭神である第一代 神武天皇が大和・橿原宮で即位されたことに由来します。『日本書記』には、辛酉(かのととり)の年1月1日(現在の2月11日)がその即位の日と記されております。
〈幣帛を奉るため参進する御勅使と随員列〉
年間を通じて行われるお祭りの中でもこの紀元祭は天皇陛下のご名代である御勅使がお出ましになり、天皇陛下からの幣帛を奉られます。御勅使が参進されると、境内は普段とはまるで違う厳かな雰囲気に包まれていました。
また、翌週の17(土)には宮中をはじめ全国の各神社で一年の五穀豊穣を祈願すると共に、皇室及び国家、国民の安泰をお祈り申し上げる「祈年祭(きねんさい)」を斎行致しました。
〈祈年祭にて神饌を供える神職〉
紀元祭・祈年祭両日とも、この時期らしい寒さは少し緩み、お天気にも恵まれ無事に執り行う事が出来ました事、大変ありがたく感じております。
平成30年02月09日
初しぼりのお神酒「かむやまと」
今週日曜日の紀元祭を間近に控えた2月6日、橿原神宮の御神前にお供えされるお神酒「かむやまと」の初しぼりが享保3年(1718年)創業の老舗・喜多酒造株式会社さまで行われました。
当神宮神職による清祓いが執り行われた後、大変貴重な『袋吊り』と言う製法で行われた初しぼり。『袋吊り』はもろみを酒袋に入れ、自然にしたたるお酒を採集する製法で、無加圧でしぼる為に雑味が無く、日本酒本来の風味が愉しめるしぼり方だそうです。
〈酒袋に入れられ、お酒が採集される「袋吊り」の様子〉
この「かむやまと」は昨年秋に橿原神宮 神饌田で収穫されたお米を使用。収穫された240㎏の玄米を180㎏の白米に磨き上げる等、いくつもの工程を経て美味しいお酒が生み出されます。
「くせの無い、カドの無い、きれいなお酒」と、しぼりたてのお酒を表現されていた喜多酒造さまの、酒づくりに対する想いを語られる様は、まるで我が子の成長を喜ぶ親のようでした。
〈したたり落ちたお酒が少しずつ採集されてゆきます〉