お知らせ

令和4年01月01日

新しい年の訪れを告げる「初太鼓」

令和4年1月1日(土)午前0時、新年の幕開けを告げる「初太鼓」を執り行いました。初太鼓では、神武天皇が即位された年を元年とする「紀元」に因んだ数、太鼓を打ち鳴らします。  

本年は紀元2682年にあたることから、宮司以下神職が神楽殿の大太鼓を268と2回打ち、新しい年の訪れを告げました。

令和3年12月31日

「歳末大祓」斎了の御報告

12月31日(金)15時より、歳末大祓を執り行いました。

6月の夏越大祓同様、日々の生活で知らず知らずに犯してしまった罪けがれを形代(かたしろ)に移して身体を清め、清浄な本来の姿を取り戻す為の大切な神事です。

神事は宮司以下奉仕者のみで執り行い、御崇敬の皆様の形代を祓い清め、新年の健康で平穏な生活を祈念いたしました。

令和3年12月28日

「煤払神事」斎了の御報告

2810時より、「煤払神事」を執り行いました。

煤払神事は、御本殿以下諸社殿の半年の間に積もった煤を取り払い、身も心も清らかに活力ある新しい年を迎える為の大切な神事です。

令和3年12月24日

「神御衣御料奉納奉告祭」斎了の御報告

12月23日(木)午前11時より、「神御衣御料(かんみそごりょう)奉納奉告祭」を斎行いたしました。

 祭典では、愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸「三河赤引糸(みかわあかびきいと)」350匁(1.3㎏)が御神前へお供えされました。

 「神御衣(かんみそ)」とは神様の衣服をあらわし、「赤引糸(あかびきいと)」とは清浄な絹糸を意味します。

 また、神宮神衣御料所は「お糸神社」とも言われており、糸姫と呼ばれる女性が足踏み式の繰り糸機を使い、繭から生糸を紡ぐ神事が行われています。

 橿原神宮のほか、伊勢の神宮をはじめ、明治神宮などへも奉納されています。

令和3年11月28日

令和4年 壬寅年の大絵馬へ

 橿原神宮では一足早く新年へ向けて外拝殿(げはいでん)の大絵馬が、来年の干支である「寅」へとかわりました。

 畳14枚分もの大きさを誇る大絵馬は、昭和35年(1960)に天皇陛下の御生誕を祝して制作されて以来、今回で63回目を迎えます。

 大絵馬の原画は、平成24年(2012)より橿原市在住の日本画家 藤本静宏氏が手掛けられ、「新しい寅年は、コロナウイルスが抑えられ、明るい将来が思い描けるような1年になってもらいたい」との願いを強くして描かれました。

 御参拝の皆様には、新しい年の訪れを感じていただければ幸いでございます。