お知らせ

令和4年12月28日

【1/1(日)より 】特別展「橿原神宮の奉納刀」

 刀剣は古くから神道との深い関わりを有してきました。刀剣は特別な力を有する神聖なものであり、しばしば神様に捧げられました。
日本神話の中にも、天叢雲剣〈あまのむらくものつるぎ〉や布都御魂〈ふつのみたま〉といった刀剣が登場するほか、素戔嗚尊〈すさのおのみこと〉の刀を天照大神〈あまてらすおおみかみ〉がかみ砕いて生まれた宗像〈むなかた〉三女神などはよく知られているでしょう。

 橿原神宮には明治時代から現代にかけて、皇族や政治家、またメディアなど様々な人々・団体から多くの刀剣が奉納されました。

 今回の企画展では、橿原神宮に奉納された数々の刀剣の中から、古代~幕末・近代に至る様々な時代の刀剣を選び関連史料と共に展示します。いずれも橿原神宮への想いを込めて奉納されたものであり、奉納刀や奉納者と歴史的な出来事との関係について、できるだけ詳しく説明することに努めました。

 奉納刀を通じて橿原神宮の歴史の一端を知って頂ければ幸いです。

【期 間】
令和5年1月1日(日)~3月 5日(日) 12日(日)【開催期間延長】

【時 間】
土・日・祝休日 9時~16時
平日     10時~15時
※臨時休館有り

【入館料】
大人      300円
中・高・大学生 200円
小学生以下   無料
※20名以上の団体は1割引

【場 所】
橿原神宮 宝物館(崇敬会館内)

令和4年12月26日

「神御衣御料奉納奉告祭」斎行のご報告

 12月23日(金)午前11時より、「神御衣御料(かんみそごりょう)奉納奉告祭」を斎行いたしました。

 祭典では、愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸「三河赤引糸(みかわあかびきいと)」350匁(1.3㎏)が御神前へお供えされました。
「神御衣(かんみそ)」は神様の衣をあらわし、「赤引糸(あかびきいと)」は清浄な絹糸を意味します。

 神宮神衣御料所は「お糸神社」とも言われており、糸姫と呼ばれる女性が足踏み式の繰り糸機を使い、繭から生糸を紡ぐ神事が行われています。三河赤引糸は伊勢の神宮をはじめ、明治神宮などへも奉納されています。

令和4年12月07日

令和5年 卯年の大絵馬へ

 1130日(水)、外拝殿の大絵馬が来年の干支である「卯」へと変わりました。高さ4.5メートル、幅5.4メートルの大絵馬は、天皇陛下のご生誕を奉祝して制作されて以来、64回目となります。

 平成24年(2012)より原画を手がけておられる橿原市在住の日本画家 藤本静宏(ふじもと しずひろ)氏は、「太陽を背に野うさぎが前を向いて走り出す姿には、3年続くコロナ禍が早く終わり、新たな良い年が早くやってくるようにという気持ちを込めました。野うさぎの力強い眼差しにも、自然とそのような気持ちが表れたのだと思います。」と作画に込めたお気持ちを語られました。 ご参拝の皆様には、力強い「卯」を間近でご覧いただき、一足早く新たな年の訪れを感じていただければ幸いでございます。

令和4年11月30日

【令和5年 卯年縁起物】授与開始のお知らせ

皆様にお参りいただく外拝殿の大絵馬も新しい年の絵柄がお披露目され、早くも新年の足音が聞こえる季節がやって参りました。

 橿原神宮では、12月1日(木)より卯年縁起物の一部授与を開始いたします。
※早期授与数には限りがございますので、あらかじめご了承ください。

>>詳しくはこちら

 

令和4年11月28日

【12/5(月)より】展示替えに伴う臨時休館のお知らせ

 宝物館の展示替えに伴い、12月5日(月)~31日(土)の間、臨時休館とさせていただきます。皆様にはご迷惑おかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。