お知らせ

令和4年12月26日

「神御衣御料奉納奉告祭」斎行のご報告

 12月23日(金)午前11時より、「神御衣御料(かんみそごりょう)奉納奉告祭」を斎行いたしました。

 祭典では、愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸「三河赤引糸(みかわあかびきいと)」350匁(1.3㎏)が御神前へお供えされました。
「神御衣(かんみそ)」は神様の衣をあらわし、「赤引糸(あかびきいと)」は清浄な絹糸を意味します。

 神宮神衣御料所は「お糸神社」とも言われており、糸姫と呼ばれる女性が足踏み式の繰り糸機を使い、繭から生糸を紡ぐ神事が行われています。三河赤引糸は伊勢の神宮をはじめ、明治神宮などへも奉納されています。

令和4年12月07日

令和5年 卯年の大絵馬へ

 1130日(水)、外拝殿の大絵馬が来年の干支である「卯」へと変わりました。高さ4.5メートル、幅5.4メートルの大絵馬は、天皇陛下のご生誕を奉祝して制作されて以来、64回目となります。

 平成24年(2012)より原画を手がけておられる橿原市在住の日本画家 藤本静宏(ふじもと しずひろ)氏は、「太陽を背に野うさぎが前を向いて走り出す姿には、3年続くコロナ禍が早く終わり、新たな良い年が早くやってくるようにという気持ちを込めました。野うさぎの力強い眼差しにも、自然とそのような気持ちが表れたのだと思います。」と作画に込めたお気持ちを語られました。 ご参拝の皆様には、力強い「卯」を間近でご覧いただき、一足早く新たな年の訪れを感じていただければ幸いでございます。

令和4年11月30日

【令和5年 卯年縁起物】授与開始のお知らせ

皆様にお参りいただく外拝殿の大絵馬も新しい年の絵柄がお披露目され、早くも新年の足音が聞こえる季節がやって参りました。

 橿原神宮では、12月1日(木)より卯年縁起物の一部授与を開始いたします。
※早期授与数には限りがございますので、あらかじめご了承ください。

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令和4年11月28日

【12/5(月)より】展示替えに伴う臨時休館のお知らせ

 宝物館の展示替えに伴い、12月5日(月)~31日(土)の間、臨時休館とさせていただきます。皆様にはご迷惑おかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

令和4年11月25日

「新嘗祭」斎行のご報告

 11月23日(祝・水)11時より「新嘗祭(にいなめさい)」を斎行いたしました。

 「新嘗祭」は、新穀を神様にお供えしてその年の豊穣への感謝と国民の安寧を祈願し、2月の「祈年祭(きねんさい)」と共に、古来より我が国の稲作文化において大切な祭典として、宮中をはじめ全国の神社で斎行されます。

 橿原神宮では、境内の神饌田にて収穫された新穀を懸税(かけちから:稲の初穂を青竹にかけたもの)として御神前にお供えし、神武天皇ゆかりの舞である「久米舞」を内拝殿にて奉奏いたしました。

 また、境内では3年ぶりに「橿原市農業祭」が開催され、丹精込めて育てられた農作物の数々が御神前へお供えされました。