お知らせ

令和6年10月27日

「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」斎行の御報告

1025日(金)午後130分より、境内若桜友苑の瑞鶴之碑前で「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」が斎行されました。

秋晴の暖かな陽射しの中、瑞鶴の生存乗組員をはじめ、遺族や関係者など約100名に御参列を賜りました。

祭典では、斎主による祭詞奏上に続き、平和を願い神楽「浦安の舞」を奉奏、船が沈没した午後214分にあわせ、祭典奉仕者・参列者ともに英霊に黙祷し、尊い生命をかけて祖国のために殉じられた英霊に、慰霊の誠を捧げました。

続いて海戦生存者の語る総員退艦時の様子が肉声テープにより流されました。

その後、シンガーソングライター山口采希氏による献歌「赤とんぼ」「里の秋」「ふるさと」、元自衛官の吉村芳永氏によるトランペット演奏「國のしずめ」「軍艦」が奉納されました。

 

当神宮では、今後も慰霊祭を護持運営するとともに、今も世界各地で発生している紛争の一日でも早い解決を祈念して参ります。

 

 

軍艦瑞鶴

真珠湾攻撃を皮切りにマリアナ沖海戦やレイテ沖海戦に出撃するなど帝国海軍の主力航空母艦として活躍。昭和191025日に連合軍との戦闘の末、午後214分フィリピン沖で沈没

浦安の舞

「浦安の舞」は神武天皇が橿原宮に即位されてから2600年となった昭和15年、昭和天皇の御製に、宮内省楽部に奉職していたおおの 忠朝ただとも氏により作曲・作舞された神楽。平和への願いが込められており、広く全国の神社で舞われている。

昭和天皇御製「朝海あしたのうみ
天地あめつちのの 神にぞいのる 朝なぎの
 海のごとくに 波たたぬ世を

令和6年10月24日

【10月27日】周辺道路交通規制実施のお知らせ

1027日(日)奈良県高等学校駅伝大会実施に伴い、橿原神宮周辺道路の交通規制が行われます。
お車で御来宮の皆様におかれましては、一方通行となりますので警察等の指示に従いお越し下さい。

日時   令和61027日(日)
     午前1015分~3時間程度
規制道路 県道125

令和6年10月18日

「神嘗奉祝祭並神嘗祭遙拝」斎行の御報告

 

1017日(木)午前10時より「神嘗奉祝祭並神嘗祭遙拝かんなめほうしゅくさいならびにかんなめさいようはい」が斎行されました。

神嘗奉祝祭かんなめほうしゅくさい」は、伊勢の神宮で執り行われる「神嘗祭かんなめさい」を奉祝する祭典で、当神宮をはじめ全国の神社で斎行されます。

祭典に先立ち、祓所はらえどにて伊勢の神宮を遙拝ようはいした後、引き続き内拝殿にて「神嘗奉祝祭かんなめほうしゅくさい」を斎行し、皇室の弥栄と国家の安泰を祈念致しました。

神嘗祭

伊勢の神宮で行われ、10月17日に天照大御神に新穀を捧げる祭典。
伊勢の神宮で行われる中でも最も重要な祭典にあたり、6月・12月の月次祭と共に「三節祭さんせつさい」と呼ばれる。
新穀を最初に天照大御神に奉り、収穫を感謝するお祭りで、由貴大御饌ゆきのおおみけ奉幣ほうへいを中心として、興玉神祭おきたまのかみさい御卜みうら御神楽みかぐらなどの諸祭を行う。
両宮の内玉垣うちたまがきには、天皇陛下から奉られた御初穂を始め、各地の農家から寄せられた稲束が奉献される。

令和6年10月15日

「抜穂祭」斎行の御報告

1012日(土)午後1時より神饌田にて「抜穂祭ぬきほさい」が斎行されました。

抜穂祭ぬきほさい」は、6月の「御田植祭」にて植えられた稲を収穫し、御年大神みとしのおおかみにお供えする祭典です。

祭典では、祝詞奏上の後、作丁さくちょうが忌鎌で稲を刈り、御神前にお供え致しました。

御年大神のお力を得た稲穂は、1123日斎行の「新嘗祭にいなめさい」で御神前に懸税かけちから(稲の初穂を青竹にかけたもの)としてお供えする他、当神宮の祭典でお供えされる御神酒「かむやまと」を醸造するためにも使用されます。

令和6年10月04日

「秋季大祭」・「秋季献華祭」斎行の御報告

103日(木)午前10時より、あいにくの雨模様でしたが700名余の方に御参列を賜り「秋季大祭」を斎行致しました。

祭典では宮司の祝詞奏上に続き、神楽「浦安の舞」が奉奏され、皇室の弥栄と国家の安泰、御崇敬各位の家内安全・事業繁栄を祈念致しました。

午後1時よりは、華道嵯峨御流 正教授 境 將甫氏奉仕により「秋季献華祭」を斎行致しました。
祭典にて献華された作品は、10月8日(火)まで外拝殿北授与所にて展示致しておりますので、御参拝の際に御覧下さい。

併せて下記の通り外拝殿北側廻廊にて「第6回いけばな嵯峨御流 境將甫社中 献華展」を開催しております。

 

いけばな嵯峨御流 境將甫社中 献華展
〈日時〉10月3日()1130分~16
4日() 9時~15
〈場所〉橿原神宮外拝殿 北側廻廊(入場無料)