お知らせ
令和7年09月05日
宝物館企画展「神武天皇と平和への願い」開催の御案内
本日ノ空襲ハ従来ニソノ例ヲ見ザル大規模且広範囲ニ亘ルモノヽ如ク御境域上空モ醜翼ト爆音ニ覆ハル。<昭和二〇年 橿原神宮社務日誌>
令和7年は“戦後80年”“昭和100年”を数える年です。
奈良県は、他の都市と比較すると大きな空襲こそありませんでしたが様々な攻撃を受け、戦時下の人々は厳しい状況に置かれました。
前文は昭和20年7月24日に記されたものであり、県下最大とされる被害を出した榛原空襲を受けた日です。
橿原神宮は直接的な被害を受けていませんが、橿原神宮を取り巻く状況は大きく変化していきます。
そのような激動の時代において、人々が願った〝平和〟を橿原神宮に残る記録や奉納品を通してご紹介いたします。
そのほか、大正期~昭和期にかけて正式参拝した政府高官や陸軍軍人・海外の要人らの写真や、紀元2600年関係資料、奈良県知事が神前で奏上した開戦・終戦の御祭文、戦時下の社務日誌、横山大観「正気放光」などを展示いたします。
神武天皇と平和への願い | ||
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開催 |
令和7年9月6日(土)~ 10月25日(土) |
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開館 時間 |
平日 |
10:00~15:00 |
入館料 |
500円(Café橿乃杜 割引券付き) |
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企画 展示 |
皇學館大学文学部国史学科 准教授 長谷川怜 皇學館大学博物館学芸員課程 学生有志 |
【イベント情報】
ギャラリートーク
日 時:9月21日(日)
11:00~/14:00~
※各回、同一内容
会 場:橿原神宮宝物館
申込み:不要(入館券必要)