お知らせ

令和4年04月09日

『春の特別参拝と重要文化財 織田家 柳本陣屋御殿「文華殿」特別公開』開催のお知らせ

※行事は終了いたしました。 
 この度橿原神宮では、特別参拝と共に、現在保存修理中の「文華殿」(重要文化財 旧織田屋形 大書院及び玄関)の特別公開を開催いたします。
 まずは、本殿により近い内拝殿での特別参拝に御案内をいたします。内拝殿では、御幣をお供えいただき、御祭神の「開運招福・健康延寿」の御神徳をお受けになり、より一層幸せな日々をお過ごしになられるようお参りいただきます。
 特別参拝後、引き続き重要文化財 織田家 柳本陣屋御殿「文華殿」の保存修理中の様子を特別に御案内いたします。織田家 柳本陣屋御殿は、現存する織田家にゆかりのある表向御殿として大変貴重な建物となっております。この機会に是非御覧ください。■「文華殿」 とは
 「文華殿」 は、織田信長の弟、織田有楽斎の五男・尚長(ひさなが)を藩祖とする柳本 (やなぎもと) 藩の陣屋御殿が、天理市の柳本町から橿原神宮ヘ移築された建物です。「文華殿」は、陣屋御殿のうち表向御殿の[大書院(おおじょいん)]と[玄関] にあたり、 文政13年(1830) に一度焼失し、 天保15年(1844) に再建されています。時を経て、 明治10年(1877) より柳本小学校の校舎として使用されていましたが、校舎の改築計画に伴って撤去されるところを、 地元から復原保存を条件に橿原神宮へ奉納されました。
 この度、建物に屋根瓦のずれや・破損、軒先の部材には雨漏りによる腐朽、床には礎石の不同沈下によるものとみられる不陸が生じるなど、保存に支障が出てきたことから、保存修理が奈良県に委託され、令和2年から6年間に及び工事が進められています。

■期間
令和4年4月22日(金)~5月8日(日)

■時間
9時30分~15時15分受付(所要時間約1時間/1回最大20名)

■参拝初穂料
2,000円(未就学児は無料)

◎祭典及び行事のため、受付時間が異なりますのでご注意ください。
土曜日(4/23、4/30、5/7)は、神職の案内に加え、奈良県文化財保存課の御協力のもと、保存修理内容についての詳細を一部御説明いただきます。

※内容は変更となる場合がございます。

■受付時間 5月4日(祝・水)更新
【4月】
・22日(金)  9時30分~15時15分
・23日(土)  9時30分~15時15分
・24日(日)  9時30分~15時15分
・25日(月)  9時30分~15時15分
・26日(火)  9時30分~15時15分
・27日(水)  9時30分~15時15分
・28日(木)  9時30分~15時15分
・29日(祝・金)13時~15時15分
・30日(土)  9時30分~15時15分

【5月】
・1日(日)  12時~15時15分
・2日(月)  9時30分~15時15分
・3日(祝・火)13時~15時15分
・4日(祝・水)9時30分~15時15分
・5日(祝・木)11時~15時15分
・6日(金)  9時30分~15時15分
・7日(土)  9時30分~15時15分
・8日(日)  9時30分~15時15分


■案内方法

① 30分ごとに外拝殿前にて受付を行い、 1回最大20名で神職が御案内いたします。
 (所要時間約1時間 )

② 内拝殿にて特別参拝後、 橿原神宮の由緒を御説明いたします。
※なお、 内拝殿にて結婚式が行われている時間は参拝場所が異なりますので、 あらかじめ御了承ください。

③ 文華殿にて、 改修工事の様子を特別に御案内いたします。
●ヒールの高い靴等の御着用はおやめください。  
●乳幼児のお子様を伴っての拝観は御遠慮ください。
●車椅子をご利用の方は、足場の関係上、修理現場を御案内することが困難なため、文華殿特別拝観へ御参加いただくことができません。予め御了承ください。
※なお、特別参拝の御案内は、別途参集所受付にてお申し出ください。

 

【御参拝の皆様へのお願い】
発熱・ 体調のすぐれない方はご遠慮ください。
マスクをご着用ください。
検温・アルコール消毒にご協力ください。
控えめな会話にご協力ください。


※内容は予告なく変更となる場合があります。 あらかじめ御了承ください。
※画像はイメージです。

令和3年09月25日

重要文化財 旧織田屋形大書院及び玄関 建造物保存修理事業に伴う工事安全祈願祭を斎行

 橿原神宮では、「重要文化財 旧織田屋形大書院(おおじょいん)及び玄関(以下、文華殿)建造物保存修理事業」にあたり、令和3年9月21日(火)14時より工事安全祈願祭を斎行いたしました。
 この度の保存修理事業は、文華殿の屋根瓦のズレや破損、雨漏りによる軒先の腐朽、礎石の不同沈下による床の不陸などが見られ保存に支障が出てきた為、令和2年6月より6ヶ年の継続事業として半解体修理を行う事業です。今回の工事安全祈願祭は、素屋根建設工事開始に伴い斎行いたしました。

 祭典には橿原神宮をはじめ、工事関係者等の皆様にも御参列をいただき、これからの工事の安全を祈願申し上げました。

 本事業は、国や奈良県・橿原市の補助を受け、奈良県文化財保存事務所へ令和2年度から令和7年度に亘って委託し実施するものです。今後、歴史的にも貴重な遺構から様々な発見が期待されており、各工程での記者発表や特別公開を視野に入れ、重要文化財「文華殿」の新しい発見や進捗状況等を発信して参ります。

LINEで送る