お知らせ
令和6年07月02日
宝物館企画展「描かれた神武天皇」開催のお知らせ
7月5日(金)より境内宝物館にて企画展「描かれた神武天皇」を開催致します。
橿原神宮の御祭神である神武天皇の御事績は『古事記』や『日本書紀』に叙述されています。
文字で記録された東征の様子は様々な絵画に描かれて、人々の神武天皇への崇敬の念を高めました。
天皇の姿を描いた絵画(御影)の例は中世以降に多く見られるようになりますが、神武天皇の御影が一挙に増加するのは近世以降です。
幕末に神武天皇陵の位置を孝明天皇が治定(陵墓の位置を調査を踏まえて決定すること)し、明治維新後には明治天皇が神武天皇陵を参拝されました。
その後、地域の人々を中心に神武天皇を崇敬する講社が組織され、明治23年(1890)には橿原神宮が創建されました。神武天皇に対する崇敬は国内に広がり、それに伴い様々な図像が流布していきました。
今回の企画展では、橿原神宮所蔵の神武天皇を描いた絵画と立体作品(彫刻等)を初めて一堂に集め展観致します。
御神前での御参拝と合わせ、御祭神のお姿をより身近に感じていただく機会となれば幸いです。
宝物館企画展 「描かれた神武天皇」
【期 間】 令和6年7月5日(金)~11月24日(日)
【時 間】 土・日・祝休日 9時~16時
平日 10時~15時
※臨時休館あり
【入館料】 大人 500円(Café橿乃杜割引券付)
小学生以下 無 料
【場 所】 橿原神宮 宝物館(崇敬会館内)
【協 力】 皇學館大学文学部国史学科