お知らせ
平成30年05月01日
昭和の時代を讃える『昭和祭』斎行
昭和天皇御誕生の日にあたる4月29日、橿原神宮では晴天の元『昭和祭』が執り行われました。昭和祭は大戦を経て、激動の時代を復興・発展へと導かれた昭和天皇の御聖業を仰ぎ、その御代を讃える祭典です。
〈初夏の気候の中、外院斎庭で舞われた久米舞〉
本祭典では橿原神宮の御祭神である、第一代神武天皇縁に縁深い久米舞も奉奏されました。橿原神宮では年に二度、4月29日の「昭和祭」と11月23日の「新嘗祭(にいなめさい)」で久米舞を奉奏致します。
久米舞は神武天皇が大和国の菟田(うだ)(現在の宇陀市)の豪族を討った時の勝利を祝って詠んだ御製(歌)にあわせて久米部の兵士が勝ち鬨(どき)を上げて舞ったのが起源とされており、宮中と橿原神宮でのみ奉奏されています。
橿原神宮では、この昭和祭を皮切りに連休中も祭典が執り行われます。