お知らせ
令和元年05月03日
皇后陛下 御歌碑(みうたひ)
橿原神宮の外拝殿前には、先月の4月3日、ひとつの石碑がお披露目されました。
石碑には平成28年に当時の皇后陛下がお詠みになったものとして、平成29年年頭に宮内庁より発表があった御歌(みうた)が刻まれています。
遠つ世の 風ひそかにも 聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く
御歌(みうた)とは、天皇陛下以外の皇族が作った歌をさし、今回の石碑に刻まれたものは平成28年4月3日の神武天皇二千六百年大祭にあたり、天皇皇后両陛下が橿原神宮へ御参拝になられた際のお気持ちを皇后陛下がお詠みになられた御歌(みうた) です。
「ふと遠い歴史の彼方から吹いてくるひそやかな風の音を聞くようなお気持ちで、樫の葉のそよぎを聞かれつつ参道をお進みになった情景」をお詠みになったと言われています。
皆様にお参り頂く外拝殿・大絵馬前にて御覧いただけます。