お知らせ
平成30年06月08日
【6月9日(土)】特別講演開催致します。
橿原神宮では明日、以前よりご案内しておりました特別講演を開催致します。
【演題】
「神武天皇の末孫として―近世の神武天皇―」
【講演内容】
出版文化が目覚ましく発展を遂げた近世。その発展に伴い、『日本書紀』においても研究が進められ、「神武天皇紀」に関する多くの注釈書が世に送り出されました。その起点は第107代・後陽成(ごようぜい)天皇(在位1586~1611/安土桃山時代~江戸時代初期)の存在にあり、後陽成天皇が神武天皇に深く思いを寄せ、またその子孫であることに高い矜持を持っていたことに起因します。本講演では先に述べた背景をふまえ、江戸時代の「神武天皇紀」注釈研究においていかにして神武天皇への理解が広まっていったか、またどのようにして宮や陵の探求といった顕彰の機運が高まっていったかをお話致します。
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【遠藤慶太氏 略歴】
昭和49年兵庫県生まれ。平成16年大阪市立大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。皇學館大学史料編纂所助手、同助教授を経て、平成25年より皇學館大学研究開発推進センター准教授。平成30年より同大学国史学科教授。専攻・日本古代史。 -----------------------------------
【日 程】平成30年6月9日(土)
【時 間】14:00~16:00(開場13:30)
【場 所】橿原神宮会館
【料 金】無料(テキスト代別途300円要)※予約不要
【お問い合わせ】橿原神宮 教化渉外課 [電話]0744-22-3271/[FAX]0744-24-7720
梅雨が到来し、不安定な気候が続きますが、是非ともお越しいただければ幸いでございます。