祭典・行事

年間祭典・行事一覧

 橿原神宮では、日々御皇室の繁栄と国家の隆盛、世界の平和と人々が幸福な生活を送ることがができますよう、御祈念するとともに、一年を通してさまざまな祭典を執り行っております。
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年間祭典・行事一覧

1月
元旦 午前0時~ 初太鼓
元旦 午前6時~ 歳旦祭並延寿祭
1日~7日 午前9時~日没 新春初神楽祈祷
2日 午前10時 長山稲荷社歳旦祭
3日 午前10時 元始祭
5日 午前中 橿原神宮席上揮毫書き初め大会(奈良地区大会)
6日 午前の部/午後の部 橿原神宮書きぞめ大会(大阪地区)
7日 午前10時 昭和天皇祭遙拝
2月
11日 午前11時 紀元祭
17日 午前10時 祈年祭
23日 午前10時 天長祭
3月
初午の日 午前11時 長山稲荷社初午祭
春分の日 午前10時 春季皇霊祭遙拝
4月
2日 10時 御鎮座記念祭(翁舞奉納)
3日 午前10時 神武天皇祭
3日 午後1時 国栖奏奉納
2日~3日 春の出会い 神武さん
上旬 花の下連歌奉納
第二日曜日 午前11時 第十三期海軍甲種飛行予科練習生 戦没者慰霊祭
下旬 午前10時 下種奉告祭
29日 午前11時 昭和祭
5月
2日 午前11時 長山稲荷社例祭
3日 午前10時 春季献華祭
5日 午前10時 有楽流献茶祭
12日 午前11時 初鮎奉献祭
6月
9日 午前10時 皇后献上佐韋祭
中旬 午前10時 御田植祭
30日 午前10時 煤払神事
30日 午後3時 夏越大祓
7月
1日 午前11時30分 夏越神楽祈祷
8月
7月下旬~8月上旬 林間学園
9月
9日 午後5時 献燈者安全祈願祭
秋分の日 午前10時 秋季皇霊祭遙拝
10月
3日 午前10時 秋季大祭
3日 午後1時 秋季献華祭
中旬(3年ごと) 裏千家献茶祭
17日 午前9時50分 神嘗奉祝祭並神嘗祭遙拝
中旬 午前10時 抜穂祭
25日 午後1時40分 軍艦瑞鶴慰霊祭
11月
3日 午前10時 明治祭併石州流献茶祭
23日 午前11時 新嘗祭
30日 午後3時 大絵馬奉納奉告清祓
12月
23日 午前11時 神御衣御料奉納奉告祭
28日 午前11時 煤払神事
31日 午後3時 歳末大祓
31日 午後5時 除夜祭

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初太鼓はつだいこ

元旦 午前0時~

  • 見学自由
 午前0時とともに、宮司以下神職等が打ち鳴らす初太鼓の響きが、新年の訪れを告げます。初太鼓では、神武天皇が即位された年を元年とする「紀元」に因んだ数、太鼓を打ち鳴らします。例年、正月三ヶ日の参拝者数が100万人を越える初詣が、この太鼓の音を機に始まります。

歳旦祭並延寿祭さいたんさいならびにえんじゅさい

元旦 午前6時~

  • 参列可
 「歳旦祭」は年が明けて初めての祭典にあたり、皇室の弥栄と国の隆昌、五穀豊穣を御祈願申し上げ、併せて橿原神宮の御神徳である開運招福・健康延寿を御祈願申し上げる「延寿祭」を斎行いたします。祭典終了後には、紀元年数に因んだ数の「延寿箸」を授与いたします。

新春初神楽祈祷しんしゅんはつかぐらきとう

1日~7日 午前9時~日没

  • 当日申込可
御奉賛について
 新年を迎えた元旦から7日まで行われます。旧年の御加護に感謝するとともに、新しい年の皇室の弥栄、国家の安泰、そして世界平和を祈願し、神楽舞を奉奏いたします。併せて、開運招福と健康延寿、家内安全、事業繁栄など、御崇敬の皆様の篤志を御祈願申し上げます。
御奉賛について

長山稲荷社歳旦祭ながやまいなりしゃさいたんさい

2日 午前10時

 商売繁盛祈願で多くの企業が祈願を行う橿原神宮末社 長山稲荷社にて、年頭の平安を祈り、国民の繁栄と農作物の豊作を祈願する祭典を斎行いたします。

元始祭げんしさい

3日 午前10時

 宮中三殿で天皇陛下自ら皇位の元始を祝い、国家国民の繁栄を祈る祭典。「日本のはじまりの地」橿原神宮においても祭典が執り行われます。

橿原神宮席上揮毫書き初め大会(奈良地区大会)

5日 午前中

  • 参加募集
  • 当日申込可
 小学生から一般まで約1,600人が参加する県内最大級の席上揮毫書き初め大会。参加者は、用意された2枚の半紙に日ごろの練習成果を発揮して力いっぱい書き上げます。
[特別賞受賞の作品は、例年1月中旬に外拝殿北側廻廊にて展示。]

橿原神宮書きぞめ大会(大阪地区)

6日 午前の部/午後の部

  • 参加募集
  • 当日申込可
 幼児から一般まで、約500人が参加する席上揮毫書きぞめ大会。参加者は、用意された2枚の半紙に日ごろの練習成果を発揮して力いっぱい書き上げます。
[特別賞受賞の作品は、例年2月初旬に外拝殿北側廻廊にて展示。]

昭和天皇祭遙拝しょうわてんのうさいようはい

7日 午前10時

 昭和天皇の崩御当日に、宮中皇霊殿と武蔵野御陵で祭典が斎行されるに伴い、「日本のはじまりの地」橿原神宮においても遙拝が執り行われます。

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紀元祭きげんさい

11日 午前11時

  • 見学自由
御奉賛について
 『日本書紀』では、辛酉年(かのととりのとし)春(はる)正月(むつき)(現在の2月11日)に、御祭神の神武天皇が畝傍山東南の地に橿原宮を築かれ、第一代天皇として即位されたと記されています。橿原神宮では、2月11日を最も重要な祭典である例祭日に定め、「紀元祭」を斎行しています。

 祭典では、勅使御参向のもと、神武天皇が橿原宮で即位された古を偲び、建国の御聖業を景仰すると共に、国家の隆昌と国民の安寧、更には世界平和を御祈念申し上げます。

 橿原神宮は例祭や臨時祭に勅使(天皇陛下の御名代)に御参向を仰ぐ勅祭社の一社に数えられ、「紀元祭」には勅使が参向され、御幣物が供えられています。
御奉賛について

祈年祭きねんさい

17日 午前10時

 「祈年祭」は、一年の五穀豊穣を祈願する大祭として執り行われ、皇室及び国家、国民の安寧をお祈り申し上げます。また、豊作を祈ることを「としごい」と称することから、「としごいのまつり」とも呼ばれており、宮中や全国の神社でも執り行われています。

天長祭てんちょうさい

23日 午前10時

 天皇陛下の御誕生日にあたり、天皇陛下のお健やかなることを祝福し、大御代(天皇の治める世)の長久と皇室の弥栄を祈念し、全国の神社で斎行されると共に、宮中においてもお祀りが執り行われます。

 昭和23年(1948)に現在の「天皇誕生日」として改称されましたが、旧制では「四大節(四方拝・紀元節・天長節・明治節)」の一つである「天長節」と称されていました。

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長山稲荷社初午祭ながやまいなりしゃはつうまさい

初午の日 午前11時

 橿原神宮御鎮座以前より境内深田池畔に地主神として祀られている長山稲荷社は、開運厄除・五穀豊穣・家内安全の御神徳あらたかな社として崇敬されています。

 「初午祭」では、社殿に奉納提燈を装飾し、併せて参道に奉納幟を掲げ、稲荷社を御崇敬いただく稲荷講講員の方に大神様の御神徳をお頒ち申し上げると共に、身体健全・事業繁栄を祈念し、さらには国民の愈々の弥栄を祈念いたします。

春季皇霊祭遙拝しゅんきこうれいさいようはい

春分の日 午前10時

 宮中皇霊殿で、歴代天皇の神霊へのお祀りを天皇陛下自ら執り行われるにつき、遙拝式を斎行いたします。

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御鎮座記念祭(翁舞奉納)ごちんざきねんさい

2日 10時

  • 見学自由
 橿原神宮が、御祭神 神武天皇ゆかりのこの地に鎮座した日を記念し祭典が執り行われます。宮司の祝詞奏上後、巫女による神楽「扇舞」が奉奏され、白色尉(はくしきじょう)の翁面をつけて舞う「翁舞」も奉納されます。

神武天皇祭じんむてんのうさい

3日 午前10時

  • 見学自由
御奉賛について
 『日本書紀』において、神武天皇が崩御された日が現在の4月3日と記されており、神武天皇の御聖業を仰ぐ祭典として斎行いたします。宮司の祝詞奏上後、巫女による神楽『浦安の舞』が奉奏されます。
※当日は「神武天皇祭」に先立ち、「神武天皇祭遙拝」を祓所(南神門前)で執り行います。


【浦安の舞】
「天地の 神にぞいのる 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」

 昭和天皇御製に神武天皇が橿原宮に即位されてから2600年の節目となった昭和15年に作舞され、橿原神宮のみならず、広く全国の神社で舞われています。
御奉賛について

国栖奏奉納くずそうほうのう

3日 午後1時

  • 見学自由
 国栖奏は、応神天皇(第15代)が吉野へ行幸の際、国栖の人々が醴酒(れいしゅ/こざけ)を献上して歌舞を奏したことに由来し、昭和53年に奈良県指定無形民俗文化財に指定されています。

 歌詞は一歌から四歌まであり、四歌は記紀の中で応神天皇に捧げられた歌を奏します。

 また、神武天皇が東征の際、吉野で国栖の人々の祖先である石押分(いわおしわく)の子に出会ったとも伝えられています。

春の出会い 神武さん

2日~3日 

  • 見学自由
 春季大祭(御鎮座記念祭・神武天皇祭)に併せ、奉祝行事『春の出会い 神武さん』を開催しております。

 春季大祭は、地元の皆様から「神武さん」と親しみをもって呼ばれ、神武さんをお祝いする「神武レンゾ」の風習が今でも伝えられています。境内各所では子供から大人まで、多くの方により一層御祭神に親しみを持っていただき、これらの風習を次の世代へと伝えて行くため奉祝行事を行っています。

花の下連歌奉納はなのもとれんがほうのう

上旬 

  • 見学自由
 和歌の上句と下句を交互に読み続ける詩歌の一種である「連歌」を、桜の咲く時期に詠み、神仏に奉納するものです。

京都連歌の会宗匠・南宗寺連歌会宗匠の鶴﨑 裕雄(つるさき ひろお)氏が主宰する連歌会の参加者が、集って詩を詠み上げた後、内拝殿にて完成した連歌を詠み上げて奉納いたします。

第十三期海軍甲種飛行予科練習生 戦没者慰霊祭

第二日曜日 午前11時

 境内北側に位置する若桜友苑にて行われる慰霊祭では、大東亜戦争の戦没者を偲び尊い生命をかけて祖国を守るため殉じられた英霊に哀悼の意を表します。
慰霊祭では、斎主の祝詞奏上の後、昭和天皇御製に作曲作舞した神楽「浦安の舞」を奉奏いたします。

 「若桜友苑」は、「第十三期海軍甲種飛行予科練習生」、航空母艦「瑞鶴」などの戦没者の英霊を慰める慰霊公苑です。全国の生存同期生その他関係者の志により昭和48年(1973)に「殉國之碑」、昭和56年(1981)に「瑞鶴之碑」が建立され、春にはたくさんの桜が花を咲かせます。

下種奉告祭げしゅほうこくさい

下旬 午前10時

 御神前に罪穢れのない清浄な種という意の「忌種(いみだね)」をお供えし、苗が無事に育ち、立派な稲穂が実るように祈念いたします。

 6月には、神饌田にて種から育てた苗を植える「御田植祭(おたうえさい)」を斎行いたします。

昭和祭しょうわさい

29日 午前11時

  • 見学自由
 昭和天皇(御在位1926年~1989年)が御生誕遊ばされた日である4月29日に斎行し、昭和天皇の御遺徳を景仰し皇威の隆昌と国運の発展を祈り、昭和の御代を顕彰する祭典です。

 祭典では、御祭神とゆかりの深い「久米舞」を外院斎庭(げいんのゆにわ)にて奉奏いたします。

【久米舞】
 神武天皇の軍勢が敵方との戦で勝利を収め、久米部の兵士がその勝利を祝う歌舞が起源となった舞。4人の舞人が久米歌、龍笛、篳篥、和琴に合せて舞う姿は勇壮で、舞の中でも特に剣を振り下ろす舞姿が大変印象的です。

 過去に二度、廃絶に見舞われましたが、宮中では文政元年の「大嘗祭(だいじょうさい)」で再興され、現在では宮中と橿原神宮でのみ奉奏されています。『日本書紀』には、宮中で舞われる久米歌の舞う際の手の広げ方や、声の太さなどは、古式に則っていると記され、その歴史の古さや重要性を物語っています。

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長山稲荷社例祭ながやまいなりしゃれいさい

2日 午前11時

  • 見学自由
  • 要申込
 長山稲荷社は橿原神宮御鎮座以前より、境内深田池畔近の長山の山中に祀られ、開運厄除・五穀豊穣・家内安全を御神徳とする霊験あらたかな社として崇敬されてきました。

 昭和8年に大阪市在住の篤志家の寄進により、現在の地に遷座した5月2日を例祭日に定めています。

春季献華祭しゅんきけんかさい

3日 午前10時

  • 見学自由
 花を共通言語に、世界各国でパフォーマンスや企画プロデュース等を行う、フラワーアーティスト 村松 文彦(むらまつ ふみひこ)氏奉仕による「春季献華祭」が執り行われます。
[内拝殿での祭典終了後、場所を外拝殿へ移して別の献華を行います。]

◎献華作品は、祭典後外拝殿にて御覧いただけます。

有楽流献茶祭うらくりゅうけんちゃさい

5日 午前10時

 織田信長の弟・織田長益は千利休に師事し、「有楽斎」と号して有楽流を創始いたしました。

「有楽流献茶祭」はその17代目を務める、有楽流宗家・織田 宗裕(おだ そうゆう)氏の奉仕により執り行われています。祭典では、宗家がお茶を点じ、神職が御神前にお供えします。

初鮎奉献祭はつあゆほうけんさい

12日 午前11時

 岐阜県・長良川の鵜飼開き(例年5月11日)で捕らえられた鮎が奉献される神事です。

 『日本書紀』には、神武天皇が九州・高千穂の宮から東へ向かう東征の道中、大和の丹生(にう)の川上で、国の平定を魚(鮎)で占ったと記されています。毎年長良川の鵜飼開きで捕獲された初鮎は皇室へ献上されるとともに、昭和15年(1940)より皇室とゆかりの深い橿原神宮にも奉献されるようになりました。

 当日は鵜匠の使者として、岐阜県のボーイスカウト役員が初鮎を持参し、漁の安全と豊漁を祈ります。

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皇后献上佐韋祭きさいのみやけんじょうゆりさい

9日 午前10時

 神武天皇の皇后である媛蹈韛五十鈴媛皇后(ひめたたらいすずひめこうごう)にゆかりのあるササユリの花を御神前に供え、巫女が「榊舞」を奉奏いたします。

祭典のため、令和3年秋より皇后にゆかりの深いササユリを境内にて栽培しており、当日巫女が摘み取った境内のササユリと、特別に篤志家の方より御奉献いただいたササユリを御神前にお供えいたします。

◎御神前にお供えされたササユリは、祭典後外拝殿にて御自由に御覧いただけます。

御田植祭おたうえさい

中旬 午前10時

  • 見学自由
 4月に斎行された下種(げしゅ)奉告祭の種から生育した忌苗(いみなえ/罪穢れのない清浄な苗)を神饌田(しんせんでん)に植え、五穀豊穣を祈願いたします。

 植えられた苗は、秋の「抜穂祭(ぬきほさい)」を経て刈り入れられ、豊穣の感謝を込め11月23日の「新嘗祭(にいなめさい)」にて、御神前にお供えされます。

煤払神事すすはらいしんじ

30日 午前10時

 半年に一度御本殿以下御社殿を清掃し、次の半年間を新たな心で迎えるための神事です。

夏越大祓なごしおおはらえ

30日 午後3時

  • 見学自由
  • 当日参列可
御奉賛について
 大祓は、私達の先祖が古来より、六月と十二月の晦日に行ってきた祓いの行事です。祓いとは、けがれが除かれ本来の自己に還ることを意味しています。日々の生活の中で知らず知らずのうちについてしまった罪や心身のけがれなどを形代に移し、祓いを行うことにより元来神々からいただいた清浄な心身に立ち返り、次の半期を日々健康で平穏無事な生活を願う伝統行事が大祓です。宮中でも天皇陛下の節折(よおり)の御儀と共に大祓の行事が行われています。

 橿原神宮では、この意義深い大祓を古儀に則って行い、広く御崇敬の皆様方の厄災を祓い清め、身体健全・家運繁栄・社運隆昌を祈願いたします。
御奉賛について

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夏越神楽祈祷なごしかぐらきとう

1日 午前11時30分

 下半期のはじまりにあたり、御神前に神楽を奉奏し、御崇敬の皆様の身体健康・家内安全・社運隆昌を祈願いたします。

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林間学園りんかんがくえん

7月下旬~8月上旬 

  • 要申込
  • 参加募集
 例年8月初旬の5日間、小学3年生から小学6年生を対象として開催されています。
林間学園は、自然豊かな境内が学習の場となり、期間中は希望教科の学習を行うほか、境内の施設見学や、雅楽と神楽舞・吹奏楽の鑑賞など、参加者全員での総合学習も実施いたします。

昭和24年に第1回目を開催し、令和元年には70回目を迎えています。

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献燈者安全祈願祭けんとうしゃあんぜんきがんさい

9日 午後5時

  • 燈篭奉納者のみ参列可
 境内に燈篭を奉納された特別奉賛者の皆様の弥栄と家運隆昌を祈願する祭典です。
夕刻、約1,000基を越える燈篭が、幽玄的で荘厳に、社殿や参道を照らします。

秋季皇霊祭遙拝しゅうきこうれいさいようはい

秋分の日 午前10時

 宮中皇霊殿で神武天皇をはじめ、歴代天皇・皇后・皇親などの御霊へのお祭りを、天皇陛下が御親ら執り行われるにつき、遙拝式を斎行いたします。

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秋季大祭しゅうきたいさい

3日 午前10時

御奉賛について
 国家の弥栄と国民の平安を祈念し、崇敬者各位の家内安全・事業繁栄を御祈願申し上げると共に、御祭神 神武天皇が幾多の苦難を乗りこえられ、建国の偉業を成し遂げられた開運招福と健康長寿の御神徳をお頒ちする祭典です。
御奉賛について

秋季献華祭しゅうきけんかさい

3日 午後1時

  • 見学自由
 華道嵯峨御流 境將甫(さかいしょうほ)氏による奉仕による秋季献華祭が執り行われます。祭典では、境氏並びに社中の方々による献華が、それぞれ御神前に供えられます。

◎献華作品は、祭典後外拝殿にて御覧いただけます。

【同時開催:いけばな嵯峨御流 境將甫社中 献華展】
 また、外拝殿 北側廻廊にて、御祭神への献華として「いけばな嵯峨御流 境將甫社中 献華展」が開催されます。

裏千家献茶祭うらせんけ けんちゃさい

中旬(3年ごと) 

 「裏千家献茶祭」では斎主の祝詞奏上後、茶道(ちゃどう)裏千家奉仕により点じられた濃茶・薄茶を神職が御神前にお供えいたします。

 令和4年には裏千家家元奉仕による献茶祭が、平成2年(1990)の御鎮座百年奉祝祭以来、32年ぶりに斎行されました。今後、橿原神宮では3年ごとに裏千家奉仕による献茶祭の斎行を予定しております。

神嘗奉祝祭並神嘗祭遙拝かんなめほうしゅくさい ならびに かんなめさいようはい

17日 午前9時50分

 「神嘗奉祝祭」は、天照大神に新穀を奉る伊勢の神宮の「神嘗祭(かんなめさい)」に対し、奉祝の意を表す祭典です。

 まず祓所にて、伊勢の神宮の「神嘗祭」を遙拝し、引続き内拝殿にて「神嘗奉祝祭」を斎行いたします。当神宮をはじめ全国の神社でも執り行われます。

抜穂祭ぬきほさい

中旬 午前10時

  • 見学自由
 6月に斎行された「御田植祭」で植えられた苗が、実りを迎えた時期に執り行われます。
祭典では、刈り取られた稲を束ねて御神前にお供えし、その年の豊作に感謝を申し上げます。

 収穫された稲は改めて、11月23日の「新嘗祭」にて、御神前にお供えされます。

軍艦瑞鶴慰霊祭ぐんかんずいかくいれいさい

25日 午後1時40分

 慰霊祭は大東亜戦争末期、昭和19年10月25日に米軍との戦闘の末、太平洋フィリピン沖で殉職した「軍艦瑞鶴」の乗組員をはじめ、駆逐艦 初月・秋月・若月の乗組員並び第601海軍航空隊 瑞鶴派遣隊と共に、我が国の平和の為に殉職された先人達を偲び、平和を願う祭典です。

 慰霊祭では、斎主による祭詞奏上、巫女による神楽「浦安の舞」の奉奏後、瑞鶴沈没に至る当時の様子を回想した元乗組員の音声が披露され、瑞鶴が沈没した午後2時14分にあわせ、英霊に黙祷を捧げます。

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明治祭併石州流献茶祭めいじさい あわせ せきしゅうりゅうけんちゃさい

3日 午前10時

 11月3日は明治天皇の御誕生日にあたり、日本を近代国家へと導かれた明治天皇の大業を称え、文化・産業の発展と国の平和を祈念いたします。

 祭典では、あわせて「石州流献茶祭」を執り行い、茶道(さどう)石州流十七代家元 片桐 貞明氏の奉仕により点じられたお茶を御神前へお供えいたします。石州流は、江戸時代後前期の大名である片桐石州を流祖とし、武家茶道を現代に継承しておられます。

新嘗祭にいなめさい

23日 午前11時

  • 見学自由
 「新嘗祭」は宮中の神嘉殿(しんかでん)において、天皇陛下が新穀を全ての神々に供え、また自らもお召し上がりになられる、我が国のお祭の中でも重要な祭典の一つです。

橿原神宮においても、同様に大祭として執り行われます。本年の収穫を感謝し、新穀をはじめ、奉献された農産物を御神前にお供えいたします。

 また、祭典では、御祭神にゆかりの深い「久米舞」が奉奏されます。

大絵馬奉納奉告清祓おおえまほうのうほうこくきよはらい

30日 午後3時

  • 見学自由
 外拝殿の大絵馬が、新たな干支へと替わるに伴い、清祓いを執り行います。

大絵馬は、昭和35年(1960年)に浩宮様(今上陛下)の御生誕を祝って制作されて以来、長年橿原神宮へお参りの方々をお迎えして参りました。
大きさは高さ4.5メートル×幅5.4メートルと、一般的に授与されている絵馬のおおよそ1600倍にあたります。

 大絵馬の原画は、橿原市在住の日本画家・藤本静宏(ふじもと しずひろ)氏が手掛け、令和6年の干支は、藤本氏にとって13作目となります。

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神御衣御料奉納奉告祭かんみそごりょうほうのうほうこくさい

23日 午前11時

 愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸「三河赤引糸(みかわあかびきいと)」を御神前へお供えいたします。

 「神御衣」は神様の衣をあらわし、「赤引糸」は清浄な絹糸を意味します。神宮神衣御料所は「お糸神社」とも言われており、糸姫と呼ばれる女性が足踏み式の繰り糸機を使い、繭から生糸を紡ぐ神事が行われています。

煤払神事すすはらいしんじ

28日 午前11時

 御本殿以下、それぞれの御社殿の半年の間に積もった煤を取り払い、新たな心で新しい年を迎える為の大切な神事です。

歳末大祓さいまつおおはらえ

31日 午後3時

  • 見学自由
  • 当日参列可
御奉賛について
 6月の「夏越大祓(なごしおおはらえ)」同様、日常生活の中で、知らず知らずに犯してしまった罪けがれを形代に移して身体を清め、清浄な本来の姿を取り戻す為の大切な神事です。

大祓では神職らと共に、参列者が大祓詞(おおはらえことば)を奏上いたします。
形代(かたしろ/人の身代わりとした人形(ひとがた))で罪穢れを拭い取るように身体を撫でて祈念し、息を吹きかけ厄難を移します。

年末を迎え、皆様にはこの年の全ての罪けがれを祓い、清浄無垢な心身で新年をお迎えいただきたいと思います。
御奉賛について

除夜祭じょやさい

31日 午後5時

 国家・国民の平安と安泰を願い、更には世界の平和をお守りいただいてきたことへの感謝と、新しい年を迎えるにあたっての御加護を祈る祭典です。
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