お知らせ

令和3年09月25日

重要文化財 旧織田屋形大書院及び玄関 建造物保存修理事業に伴う工事安全祈願祭を斎行

 橿原神宮では、「重要文化財 旧織田屋形大書院(おおじょいん)及び玄関(以下、文華殿)建造物保存修理事業」にあたり、令和3年9月21日(火)14時より工事安全祈願祭を斎行いたしました。
 この度の保存修理事業は、文華殿の屋根瓦のズレや破損、雨漏りによる軒先の腐朽、礎石の不同沈下による床の不陸などが見られ保存に支障が出てきた為、令和2年6月より6ヶ年の継続事業として半解体修理を行う事業です。今回の工事安全祈願祭は、素屋根建設工事開始に伴い斎行いたしました。

 祭典には橿原神宮をはじめ、工事関係者等の皆様にも御参列をいただき、これからの工事の安全を祈願申し上げました。

 本事業は、国や奈良県・橿原市の補助を受け、奈良県文化財保存事務所へ令和2年度から令和7年度に亘って委託し実施するものです。今後、歴史的にも貴重な遺構から様々な発見が期待されており、各工程での記者発表や特別公開を視野に入れ、重要文化財「文華殿」の新しい発見や進捗状況等を発信して参ります。

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