お知らせ

令和4年08月02日

「第71回 橿原神宮林間学園」の御報告

【5日目】8月4日(木)音楽教室の御紹介

 音楽教室では、例年全日程を通して合唱と合奏の練習を行い、最終日には学習発表会を行っています。

本年は合奏のみとなりましたが、木琴や鉄琴、エレクトーン等の鍵盤楽器と打楽器を主として、先生方の指導のもと2曲の練習を重ねました。

 例年に比べ短い練習時間ではありましたが、発表会では練習の成果を発揮し、参加者や先生方の前で素晴らしい演奏を披露していただきました。

 学習発表会の後は閉園式を行い、代表者が林間学園の園長の宮司より修了証と記念品、記念写真が授与されました。



【4日目】8月3日(水)図工教室の御紹介 

 図工教室では、細部まで観察して描く精密描写や、開園式にてクラスごとに撮影した記念写真を飾ることができるフォトフレームの製作をいたしました。

 4日目には、境内の深田池周辺で風景写生も行いました。
日差しの強い中での授業となりましたが、参加者は池や杜の木々、遠くの山々などをよく観察し、先生方のアドバイスを聞きながら景色を描いていました。



【3日目】8月2日(火)
本日は、科学教室について御紹介いたします。

 科学教室では、動物や植物、気象や天文など、様々な分野の先生方に授業をしていただき、水溶液の実験や日時計の製作などを行いました。
この日は昆虫についての学習にはじまり、「はがき(葉書)」の語源となったタラヨウの葉に文字を書く体験をするなど、幅広い内容を学びました。

 3時限目には全クラス合同の総合学習にて、雅楽と神楽「浦安の舞」を鑑賞した後、橿原神宮子供会による紙芝居「神武さん」の映像を通して、橿原神宮の御祭神である神武天皇について学びました。

紙芝居「神武さん」の動画は、こちらから〈紙芝居『神武さん』You Tube〉も御覧いただけます。



【2日目】8月1日(月)

 2日目からは、各希望教科に分かれての学習が始まりました。
本日は、歴史教室について御紹介いたします。

 歴史教室では郷土の交通や歴史、橿原市の文化財について学びます。
81日(月)の1時限目と2時限目は、クラスごとに古墳や江戸時代の生活について学習。
3時限目では、奈良県文化財保存課様に御案内いただき、境内にある重要文化財「文華殿」の保存修理の様子を見学しました。
参加者はヘルメットをかぶり、素屋根に覆われた建物や屋根から下ろされた瓦の説明などを聞いて文化財への理解を深めました。

 2日(火)以降は、橿原考古学研究所附属博物館の見学や、勾玉の製作などを予定しております。

リンク:重要文化財「文華殿」保存修理事業について

 

 

【1日目】7月31日(日)

 71回目となる「橿原神宮林間学園」が始まりました。3年ぶりの開催となる本年は、90名を超えるお申し込みをいただきました。

 1日目は、まず橿原神宮会館で開園式を行った後、御神前に近い内拝殿での参拝と、クラスごとの記念撮影を行いました。

 また総合学習では、大阪芸術大学建築学科 環境デザイン分野の方々に御協力いただき、境内に生育している竹を用いて風鈴や打楽器の竹琴・ウッドブロックの製作を行いました。
参加者は3種類の中から好きな物を選び、真剣な表情で製作に取り組んでいました。 今回の総合学習は、橿原神宮の杜について知っていただくために企画されたものです。令和元年(2019)より、大阪芸術大学様と共に境内の森林調査を進める中で、竹林の拡大により他の樹木の成長の妨げとなる状況が確認されています。
今回の林間学園ではその現状を参加者に伝えると共に、楽しみながら竹に触れてもらう機会を設けました。

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