お知らせ
令和3年07月22日
第13回全日本都道府県対抗 女子剣道優勝大会 開催のご報告
7月10日(土)ジェイテクトアリーナ奈良(橿原市)にて、「第13回全日本都道府県対抗 女子剣道優勝大会」(主催:公益財団法人 全日本剣道連盟/読売新聞社/橿原神宮)が開催されました。
本大会は、大会事務局並びに関係各位の「建国の聖地 」に対する並々ならぬご厚意により、異例ながら「橿原神宮御鎮座130年記念」という名称を冠した大会となりました。本来であれば、本大会は令和2年に開催する予定でしたが、猛威を奮う新型コロナウイルス感染症の影響により開催は中止となり、開催の目処も立たない状況でありました。
しかしながら、選手の皆様におかれましては、未だ終息の見えない状況の中でも、日々修練を積み重ねられ、大会再開のその日のため、ひたむきに稽古を継続されてきたこと、また、事務局並びに関係団体の皆様におかれましては、例年とは大きく異なる大会開催に向けて、昼夜を問わず準備を進めて来られたこと、大変なご苦労であったことかと拝察申し上げます。
例年の大会とは異なる今大会ではありましたが、事務局並びに関係各位の皆様の多大なご尽力により、安全に実現できましたこと、改めて心よりお祝い申し上げます。
こちらでは、その大会の一部を御報告申し上げます。
大会開会式では、公益財団法人 全日本剣道連盟会長の稲川氏をはじめ、各代表者の挨拶が行われました。当宮宮司も、女子剣道優勝大会が建国の聖地である橿原の地で開催されることについて慶びの意を表すと共に、神武天皇が掲げた建国の精神である「養正」(正義の精神を養う意)が、剣道の精神に通じることにも触れ、大会開催についてのご挨拶を申し上げました。
本大会は、今般の社会情勢をふまえて無観客での開催ではありましたが、47都道府県から選出された選手の皆様による初戦からの気迫あふれる戦いぶり、また、強豪相手に連戦を勝ち抜いた県による決勝戦は緊張感溢れる一戦となりました。
この度の大会は、選手並びに大会関係者においては2年ぶりの開催であり、橿原神宮においても、昨年の御鎮座130年を奉祝する数々の記念行事が今般の状況により中止となった経緯もある中、大変意義深い大会でありました。大会を開催するにあたり、御尽力をいただきました公益財団法人 全日本剣道連盟様はじめ、一般財団法人 奈良県剣道連盟様、読売新聞社様、その他関係団体の皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。