お知らせ
令和3年02月16日
2月11日 建国記念の日 紀元祭 斎了の御報告
紀元2681年を迎えた令和3年2月11日は好天に恵まれ、例祭 紀元祭をつつがなく斎了致しました。本年は新型コロナウイルス感染症拡大防止により、宮司以下奉仕員・責任役員・総代及び各代表のみにて斎行致しました。御崇敬の皆様には当日の参列だけでなく、参拝までも御遠慮いただくお願いに対し、ひとかたならぬ御理解と御協力を賜りました事、深く感謝申し上げます。
祭典では、宮司が祝詞を奏上し、神武天皇が建国されたこの日本国の繁栄と御皇室の弥栄、国民の安寧と健康長寿を祈念すると共に新型コロナウイルスの一刻も早い終息をお祈り申し上げました。続いて天皇陛下の御名代である勅使の参向を賜り、御神前に神武天皇と皇后二座分の御幣物が供えられた後、勅使が御祭文を奏上、玉串を御神前に捧げられました。
また、公益財団法人都山流尺八楽会の皆様による尺八の演奏で「君が代」、次いで「紀元奉頌の歌」を例年通り奉唱致しました。
本年の紀元祭はコロナ禍の困難な状況ではございましたが、勅使参向のもと厳粛裡に斎了出来得ましたこと、また祭典に際して、お住い等より遥拝をいただきました御崇敬の皆様には改めて御礼申し上げます。
現在、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が10都府県で延長される一方で、終息に向けての明るい兆しも見えて参りました。当神宮におきましても1日も早く平穏な日常を取り戻し、来たる明年の紀元祭には御崇敬の皆様を必ずやお迎え出来る事を願い、日々奉仕していく所存でございます。