お知らせ

令和6年05月24日

御歌碑とヒメイワダレソウ

神門内では、ヒメイワダレソウが可憐な白い花を咲かせています。
ヒメイワダレソウは、「皇后陛下御歌碑」の建碑にあわせ、外拝殿大絵馬前の御歌碑みうたひとさざれ石の下に植えられました。

「皇后陛下御歌碑」には平成2843日の神武天皇二千六百年大祭にあたり、天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が橿原神宮へ御参拝になられた際のお気持ちを、美智子皇后陛下(当時)がお詠みになられた御歌みうたが刻まれています。

-遠つ世の 風ひそかにも聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く-

「ふと遠い歴史の彼方から吹いてくる、ひそやかな風の音を聞くようなお気持ちで、樫の葉のそよぎを聞かれつつ参道をお進みになった情景」をお詠みになったと言われています。
御歌碑みうたひに刻まれている文字は、伊勢の神宮の元大宮司であり、現神社本庁統理 鷹司尚武氏により揮毫されました。

ヒメイワダレソウは花期が長く夏頃まで花を咲かせます。
御参拝の際には皇后陛下御歌碑と共に御覧下さい。

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