お知らせ

令和6年05月12日

「初鮎奉献祭」斎行の御報告

512()11時より神楽殿にて「初鮎奉献祭」を斎行致しました。

「初鮎奉献祭」は、岐阜県・長良川の鵜飼開きで獲られた鮎を御神前に奉献する神事です。
例年鵜飼開きで獲られた鮎は皇室へ献上されており、当神宮への奉納は皇紀2600年にあたる昭和15年より始まり、今年で82回を数えます。

当日は、鵜匠の使者として岐阜県のボーイスカウト役員が初鮎を持参し、漁の安全と豊漁を祈念致しました。

 

神武天皇と鮎

『日本書紀』には、御祭神 神武天皇が東征の際、丹生の川上で戦の勝敗を厳瓮いつべ(酒の入った壺)と魚(鮎)を用いて占ったと記されています。
 また、天皇陛下が御即位を国内外に宣明される「即位礼正殿の儀」の際に立てられる万歳旛ばんざいばんには、五匹の鮎と厳瓮いつべが描かれ、大きく「萬歳」の文字が刺繍されています。

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