お知らせ

令和5年05月17日

5月12日「初鮎奉献祭」斎行の御報告

 512()11時より神楽殿にて「初鮎奉献祭」を執り行いました。「初鮎奉献祭」は、岐阜県・長良川の鵜飼開き(例年511日)で捕られた鮎が奉献される神事で、当日は鵜匠の使者として岐阜県のボーイスカウト役員が初鮎を持参し、漁の安全と豊漁を祈りました。

〈鵜匠の使者より、初鮎が奉献される様子〉

〈奉献された45匹の鮎〉

 『日本書紀』には、御祭神の神武天皇が九州・高千穂の宮から東へ向かう東征の道中、大和の丹生(にう)の川上で、国の平定を魚(鮎)で占ったと記されており、橿原神宮へは皇紀2600年となる昭和15年から初鮎が奉献されています。コロナ禍にあって奉献がかないませんでしたが、この度4年ぶり(81回目)の初鮎奉献となりました。

 初鮎を奉献した日本ボーイスカウト岐阜県連盟・岐阜第8団の佐藤祥一氏らは、長良川の鵜飼漁を今後も途絶えることなく、後世に伝えていきたいとお気持ちを語られました。

お知らせ一覧に戻る
LINEで送る