お知らせ
令和2年11月03日
陸上自衛隊中部方面音楽隊による医療従事者の方々への慰問演奏会を開催
十月二十四日に外拝殿前特設ステージにて陸上自衛隊中部方面音楽隊による医療従事者の方々への慰問演奏会を開催しました。
自衛隊による演奏会は四月に橿原神宮御鎮座百三十年を奉祝して行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となっていました。しかしこのたび、医療従事者の方々をはじめ、多くの方が日夜新型コロナウイルスと闘われている中、ひとときの癒やしの時間になればという思いから、奈良県防衛協会が主催となり陸上自衛隊中部方面音楽隊並び自衛隊奈良地方協力本部をはじめ多くの方々の協力を得て実現することとなりました。
当日は、奈良県内の医療従事者や一般公募者七二〇名が招待されました。また、会場では新型コロナウイルス感染防止の為、招待者に対し検温、消毒を実施し、十分な距離を取り招待席を設けた。澄み渡る夜空の下、演奏会が行われ、音楽隊隊長 柴田三等陸佐指揮により天皇陛下御即位奉祝曲「組曲 Ray Of Water」など七曲が演奏されました。演目の中では鶫(つぐみ)三等陸曹が歌声を披露する場面もあり、招待者はその柔らかく透き通る歌声に聴き入っていました。
演奏が終わると陸上自衛隊中部方面音楽隊への御礼と医療従事者の方々へのこれまでの感謝と、今後の活躍を祈念しそれぞれに花束が贈呈されました。
その後のアンコールでは、東京オリンピックが開催されるようにとの願いを込めて「東京オリンピックファンファーレと東京オリンピックマーチ」が演奏され、招待席から手拍子が起こり会場全体に一体感が生まれ、招待者は心を一つになりました。
令和2年11月02日
「神仏合同国家安泰世界平和並びに疫病退散祈願祭」を斎行
神仏霊場会(関西の社寺で結成)に加盟する各会員社寺において、10月22日(木)11時より一斉に「神仏合同国家安泰世界平和並びに疫病退散祈願祭」が執り行われました。本来であれば加盟する社寺の神職・僧侶等が一堂に会して執り行うべきものでありますが、本年は今般の状況である為各社寺で執り行う運びとなりました。
橿原神宮も参加霊場に名を連ねており、国家安泰世界平和さらには新型コロナウイルス感染症の退散を祈願する為、内拝殿にて神事を斎行致しました。
令和2年10月17日
約1100名参列のもと秋季大祭併せ新型コロナウイルス終息祈願祭を齋行
10月3日に秋季大祭併せ新型コロナウイルス終息祈願祭を齋行致しました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2月11日の紀元祭以来、祭典の参列人数を制限または不参列にて齋行していましたが、当日は感染症対策を十分に取ることを徹底し、全国より約1100名の参列を頂くことが出来ました。
感染症対策として、参列者に対しては事前に送付した健康調査票に記入を依頼し、検温、消毒を行い、マスクを配布。参列席は予め消毒し、3200㎡(約970坪)の広さがある外院齋庭に十分な距離を取って設けました。祭典中の玉串奉奠では折敷の上に玉串を置き、受け渡しを行うことで人同士の接触を避けるようにしました。
席は十分な距離を取って設置。
祭典では、新型コロナウイルス感染症終息を併せて祈念し、その後、4月の御鎮座百三十年記念大祭で奉納演奏頂いたNPO法人音楽の森理事長 荒井敦子様により橿原神宮の為に作詞・作曲された「時のはじまり」の音源を多くの参列者の前で披露致しました。
祭典齋行後、宮司は新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息と、多くの御参列を頂き祭典を齋行出来たこと、御鎮座百三十年記念事業の完成報告と支援への感謝を述べ、参列席からは自然と拍手が沸き起こると共に、約八ヶ月振りの祭典参列に明るい表情が溢れていました。
令和2年06月02日
新型コロナウイルス感染症に伴う御寄贈紹介
この度の新型コロナウイルス感染症拡大により、平素から橿原神宮へ御崇敬の皆様からマスク等の感染防止品を御寄贈頂きましたこと厚く御礼申し上げます。
皆様よりの御寄贈品は日々の感染防止の為に活用をさせて頂いております。(順不同にて御寄贈者紹介)
●山内株式会社(大阪府高石市)
代表取締役社長 山内 和彦様よりマスクの御寄贈
●山本商事グループ 奈良電力株式会社(奈良県御所市)
代表取締役 山本 譲二様よりマスク、抗菌スプレーの御寄贈
●株式会社瀧川寺社建築(奈良県桜井市)
代表取締役 瀧川 伸様よりマスクの御寄贈
●株式会社ハウフルス 株式会社ハウミック(東京都港区)
ディレクター 敦賀 浩二様よりマスクの御寄贈
●リオウ貿易株式会社(神奈川県横浜市)
マスクの御寄贈
令和2年05月14日
形代のお祓い並びにお焚上げの神事を斎行
橿原神宮では、5月11日(月)に南神門前に位置する祓所(はらえど)にて、形代のお祓い並びにお焚上げの神事を斎行致しました。
当神宮では、新型コロナウイルス感染症拡大を受け3月下旬より、参拝者の心身の清浄健全を取り戻して頂くよう形代(かたしろ)によるお祓いを御案内しております。本神事 は、作法により納められた形代をお祓いし、お焚き上げする為に斎行されました。
神事では、斎主・祭員が大祓詞(おおはらいことば)を奏上し、祭員が形代をお祓いした後、心身の清浄健全を保つ為に古くより行われている祓いの一種である「解縄(ときなわ)」のお祓いが執り行われました。
外拝殿に設置された納め箱には5月10日(日)までに1,080枚の形代が集まりました。橿原神宮では、参拝者の皆様が清浄で健康な心身を保って頂けるように当面の間、形代によるお祓いの継続を予定しております。