御歌碑・さざれ石
皇后陛下御歌碑(こうごうへいかみうたひ)
御歌〈みうた〉とは、天皇陛下以外の皇族が作った歌をさします。石碑には平成28年4月3日の神武天皇二千六百年大祭にあたり、天皇皇后両陛下(当時)が橿原神宮へ御参拝になられた際のお気持ちを、美智子皇后陛下(当時)がお詠みになられた御歌が刻まれています。
「遠つ世の 風ひそかにも聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く」
「ふと遠い歴史の彼方から吹いてくる、ひそやかな風の音を聞くようなお気持ちで、樫の葉のそよぎを聞かれつつ参道をお進みになった情景」をお詠みになったと言われています。石碑に刻まれている文字は、伊勢の神宮の元大宮司であり、現神社本庁統理 鷹司尚武氏により揮毫されました。
さざれ石
国歌『君が代』の歌詞にも登場するさざれ石は、もともと「小さな石」「細かい石」のことをいいます。小さな石の集まった隙間に炭酸カルシウム等が入り込み、固まって一つの大きな塊となっています。
【 国歌『君が代』 】
君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで
歌詞には、長い年月をかけて、小さな石が集まって出来た岩にコケが生じるように、国民一人一人が結束することで、国が末永く栄え、平和でありますようにという意味が込められています。
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