平成28年4月22日
【4/25から】文華殿 春季特別公開に伴うイベントのご案内
◆4月25日(月)より橿原神宮 文華殿とその庭園を春季特別公開にあたり開催するイベントをご案内しております。(拝観料1,000円)
5月1日(日)、7日(土)「文華殿庭園の復元」
講師:庭舎MAKIOKA代表 牧岡一生氏
第1部/11:00~12:00
第2部/13:30~14:30
5月8日(日)、25日(水)「入門!古事記と神武天皇の東征」
講師:NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」専務理事、
奈良佐保短期大学 講師 鉄田憲男氏
第1部/11:00~12:00
第2部/13:30~14:30
5月15日(日)~17日(火)「池坊いけばな展」
9:30~16:00(最終入場15:30)
皆様のお越しをお待ちしております。
平成28年4月21日
漫画「神武天皇御一代記」
平成28年は、御祭神である神武天皇様がお亡くなりになられて2600年にあたります。この年を記念して橿原神宮では神武天皇様の御聖業をより多くの方に、より分かり易くお伝えする為に漫画「神武天皇御一代記」を刊行いたしました。
◆落ち着いた紺色と金の箔押しの装丁
執筆いただきましたのは、昭和40年~41年に放映された日本初のタイムトラベルSFアニメと評される「スーパージェッター」の原作者である久松文雄氏。平成24年には「まんがで読む古事記」で神道文化奨励賞を受賞されています。
◆遠征に向けて出立の場面
漫画のテーマは、神武天皇様が想像を絶する数々の苦難を乗り越えて、九州の日向国(現在の宮崎県)から、ここ畝傍山の麓に橿原宮を創建する「神武東征」。その壮大な物語を、日本書紀をベースに古事記等を織り交ぜて表現しております。難読な漢字が並ぶ文章のみだと中々頭に入ってこなくとも、やはり漫画であればそれぞれの登場人物に感情移入して理解もより深まるのではないでしょうか。
◆宿敵との戦いで金鵄(きんし:金色のとび)によって神武天皇に勝利が
もたらされる場面
橿原神宮へお越しの際は是非一度、授与所にて漫画「神武天皇御一代記」をお手にとってご覧戴ければ幸いです。(初穂料1,000円)
平成28年4月19日
【4/25から】文華殿 春季特別公開
神武天皇が崩御されて二千六百年の節目となる本年、4月25日(月)より橿原神宮 文華殿とその庭園を春季特別公開いたします。橿原神宮 文華殿は、天保15年(1844年)に造営された織田家旧柳本藩邸の表向御殿(旧織田屋形)を昭和42年に移築、復元したもので、重要文化財に指定されています。
文華殿には古代庭園研究の第一人者である造園史家 故 森 蘊(もり おさむ)氏が「神武東遷」をイメージして作庭したとされる庭園があり、その庭園を弟子の牧岡一生(まきおか かずお)氏が完全復元。今回は昨秋非公開であった周遊コースを特別に公開し、神職が文華殿やお庭についてお話させていただきます。
また、ご拝観のお客様には寛政二年創業 福寿園の御茶をお愉しみ頂きます。併せて、期間中は文華殿庭園の復元を手掛けた牧岡一生氏の講演会など、イベントを多数開催予定です。
今後は、秋とお正月の特別公開も予定しており、季節ごとに表情の違う文華殿とお庭をご覧いただけます。是非皆様のお越しをお待ちしております。
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【期間】平成28年4月25日(月)~6月19日(日) ※期間中休館日あり
【時間】9:30~16:00 (最終入場15:30 )
【拝観料】お一人様 1,000円(未就学児は無料)
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平成28年4月2日
第71代 横綱 鶴竜関土俵入り奉納行事
かなり気温も高くなり、桜も満開近くまで咲き誇る日和となりました。穏やかな空気が流れる橿原神宮で本日、大相撲 第71代横綱の鶴竜関による雲竜型の土俵入り奉納行事が執り行われました。
(太刀持ち:豊ノ島関/露払い:正代関)
前回は平成2年に当時の横綱である千代の富士関と北勝海関による土俵入りが執り行われ、今回の土俵入り奉納行事は実に26年ぶりとなります。
鶴竜関土俵入り
午前中に橿原神宮創建を祝う祭典である「御鎮座記念祭」があったこともあり、外拝殿から溢れるほどの御参拝客の方にお越しいただきました。御参拝客からは横綱が四股を踏むと「よいしょ!」という歓声が上がり、終始盛り上がりを見せました。
土俵入りはわずか10分程でしたが、横綱一同が下がられる道中も追いかけて写真に収めようという観衆で賑わい、改めて大相撲人気を目の当たりにいたしました。
明日はいよいよ神武天皇二千六百年大祭が斎行されます。関連行事開催に伴い交通規制が行われますので公共交通機関をご利用の上、ご参拝ください。
平成28年3月25日
春の足音
橿原神宮では3月8日(火)、神様がご本殿にお戻りになる「遷座の儀」が無事終了し、現在は4月3日(日)の神武天皇二千六百年大祭へ向けての準備が着々と進んでおります。
そんな橿原神宮の南神門広場前に位置する深田池池畔の桜の木に、小さなつぼみを発見。
日々寒暖の差が激しく、なかなか本格的に春を感じることがなかったですが、着実に春が近づいてることを実感いたしました。
桜が満開を迎えるのもあと少しのようです。
春の気配が感じられる深田池
平成28年3月3日
橿原神宮 初午祭
全国的に卒業式シーズンとなる3月が始まりました。
3月1日(火)は、春の訪れを感じるにはまだまだ遠く、真冬並みの寒さ。
そんな中、橿原神宮では末社である「長山稲荷社」で初午祭(はつうまさい)が執り行われました。
長山稲荷社は橿原神宮御鎮座以前より、この畝傍橿原の地にお祀りされ橿原神宮のご造営・御鎮座をお守りされていた、「開運厄除」・「五穀豊穣」・「商売繁盛」の神様です。
ピリッと冷ややかな空気の中、木々に囲まれた長山稲荷社は神職が奏でる笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)が響き、より一層清らかなものに感じられました。
30名を超える御参拝者の方、お一人お一人に玉串をご奉納いただき、
皆様のご健康・ご多幸をお祈りいたしました。
御参列いただきました皆様、お寒い中誠にありがとうございました。
橿原神宮へお越しの際はぜひ、この「長山稲荷社」へもお立ち寄りいただけると幸いです。
木々に囲まれた森にひっそりと佇むお社ではありますが、凛とした空気が漂う、清らかな場所です。
長山稲荷社 初午祭
平成28年1月19日
初雪です。
この冬はじめての雪が、橿原神宮に降りました。
ほんの僅かな時間ではありましたが、神宮境内が雪化粧に包まれました。
橿原神宮 初雪
とても綺麗な景色なのですが、寒いですね、やっぱり。
平成28年1月7日
昭和天皇祭遥拝
昭和天皇が崩御された本日、宮中では
皇霊殿で昭和天皇祭が執り行われました。
この昭和天皇祭に合わせ、
橿原神宮では祓所で、昭和天皇の御聖徳を偲び
昭和天皇祭遥拝が執り行われました。
昭和天皇祭遥拝
平成28年1月7日
第57回大阪地区 橿原神宮書きぞめ大会
昨日は第57回大阪地区 橿原神宮書きぞめ大会が
県立橿原公苑第一体育館で開催されました。
大会委員長より開式のご挨拶で
昔、書き初めは1月2日に行われるもので
その日一番に井戸から採った水で墨を摺り、
恵方に向かって書くものでしたとのお話しがありました。
多くの成人の方にもご参加頂きました。
ご参加されるだけあって、やはり凄いですね。
長い時間を掛けて修練を積み重ねることの凄みと素晴らしさを感じました。
簡単に手に入れられて、すぐに身につくものといった
宣伝文句ばかりが目につくこのご時世。
すぐにあきらめ、すぐに投げ出してしまうようなことも
多くなっているようにも感じます。
人には、日々の修練によって高みに昇ることができるという力が
備わっているのだとあらためて感じ入る、そんな日でした。
平成28年1月5日
第65回橿原神宮席上揮毫書き初め大会 【奈良地区大会】
第65回橿原神宮席上揮毫書き初め大会 【奈良地区大会】が
県立橿原公苑第一体育館で開催されました。今回で65回目を迎える今大会。
約1600名の方々が参加されました。
会場風景
席上揮毫とは、多くの人の前で筆をふるうことを言います。
開会式において五條高校校長 山本肇一先生から
この席上揮毫というものは大変難しいものであるとのお話しがあり、
参加された子供たちの顔が一層引き締まったようにもみえました。
あらためてまして、本日は書き初め大会。
美しい字が書けますように。