本殿とともに安政2年に建造された元京都御所の神嘉殿で、明治23年当神宮創建の際、明治天皇から下賜されたものです。当初は拝殿に充てられていましたが、昭和6年に現在の位置に移築されました。入母屋造桧皮葺で、宮殿建築の気品をよく表しております。この神楽殿は、火災により消失し、現在の建物は平成8年6月に竣工されました。
神楽殿に接続する入母屋造銅板葺の建物で祈祷並びに婚礼等の控室として使用致しております。平成24年に改修されました。