お知らせ

平成29年04月27日

「嵯峨御流」いけばなの紹介

春風の心地よい季節となりました。

今回は、橿原神宮庁(社務所)大玄関に飾られているいけばなをご紹介します。 このいけばなは、華道家・暁湖斎 境将甫氏による作品です。

境氏におかれましては、昨年、秋季特別公開させて頂いた重要文化財の文華殿(織田家旧柳本藩邸の表向御殿を移築、復元した建物)で「いけばなの愉しみ方」を題材に拝観者に特別講演講師としてお話を頂きました。

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暁湖斎 境将甫(ぎょうこさい さかいしょうほ)氏 プロフィール
 1972年生まれ
 華道嵯峨御流・正教授・本所講師 飛鳥司所所属・役員
 大学在学中に嵯峨御流入門  生花コンペティション優秀賞受賞
          (蓮林HP:http://renrin.net/index.html) --------------------------------

様式は、花材と花瓶との調和を図りながら、自然の枝ぶりの美しさが簡潔にいけ表された「瓶花(へいか)」。 花材は、バラの花を中心にタマシダとギンバが添えられてます。

見頃だった桜の時期が終わり、新緑へと移りゆく風薫る作風となっております。

お花の入れ替えは不定期ではございますが、季節の訪れを感じられるいけばなを社務所近くにお立ち寄りの際は是非、御覧頂けたらと思います。

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