お知らせ

平成29年04月20日

下種奉告祭

「斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅」は日本書紀の天孫降臨の場面に記されている三大神勅の一つです。天照大御神様が高天原で召されている神聖な田の稲穂を我が御子に与えようという内容の神勅です。このことからも分かるように稲作と神道は深い関係にあります。 橿原神宮では、4月17日(月)神楽殿にて忌種(いみだね)を今年初めて蒔くことを奉告する下種奉告祭(げしゅほうこくさい)が斎行されました。

続く5月には苗代で育てた稲を神田に植える御田植祭、10月には稲穂を抜く抜穂祭(ぬいぼさい)が斎行されます。

多くの祈りをもって育て、収穫し、感謝を込めて神様にお供えをする。

米は日本人の主食として何よりも大切にされてきた証といえるのではないでしょうか。

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