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畝傍山を背景に、両脇に長い廻廊を連ねた壮大な入母屋造りの外拝殿は、昭和14年に完成した建物で、昭和の神社建築の粋ともいうべき豪壮さがうかがわれます。外拝殿の石階段を上ると、正面に内拝殿が見え、その屋根越しに幣殿の千木・鰹木が金色に輝いてそびえています。このあたりからの景観は、八紘為宇の大理想をもって国を肇められた神武天皇の宏大無辺な御神徳を景仰するに、まことにふさわしいものがうかがえます。